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新型C3、「ここにいたんだ僕のエリカちゃん!」

インテリアのクオリティ革命

なにが凄いってまずはデザインだろう。ボディは前述通り、プジョー207シリーズとプラットフォームを共有しつつも、より小さな全長3955×全幅1730×全高1530mmのジャストサイズ。旧型に比べ、全長で105mm、全幅で60mm伸びているものの、全長4m以内とお手軽だ。日本におけるコンパクトカーで禁じ手とも言うべき“デカ過ぎ感”はない。

まずエクステリアデザインだが、とにかくガキっぽすぎず、可愛すぎないのがいい。前は半円型のルーフやボンネットラインなど、子供が描いたクルマの絵のような要素が強かったが、今回は旧型のイメージを適度に保ちつつ、絶妙にエレガント化。逆に10mm減らした全高もあって、低く長くスポーティに見せている。

ディテールも凝っており、ヘッドライトはイメージを残しつつ横長かつ複雑になりセクシー化してるし、特にリアコンビネーションランプは前の縦長三角とは全く違う逆L字型。これだけで対象年齢が10歳は上がった感じだ。

さらに凄いのはインテリアで、これは対象年齢が10歳以上は上がったと言え、アニメっぽく、丸型を多用していたインパネは一新され、メーターはポルシェにも似たスポーティな変形3連型となり、全体の造形もスポーティでいて複雑に。ステアリングホイールも完全丸型をやめ、下部分を削り取ったスポーティな造形になり、グリップ部分も握りやすい三角断面形状に。素材も日本仕様は本革巻きとなっており、タッチはかなりいい。

とにかくアイデアとクオリティアップは物凄く、インパネ正面のパネルは独特のツヤ出し加工が加えられてるだけでなく、試乗車で見たシルバーパネルは、横に筋が入って高級スーツのような光沢だったし、黒い樹脂部分もメーターを覆う“ヒサシ”部とその周辺で別の素材を使うなど凝っている。またよく見るとその“ヒサシ”の奥が空いていて、光が入る構造になっているなど造形も細かい。

極めつけは前後長1350mmの「ゼニスフロントウィンドウ」。この視界の良さったらなく、特に後席は後ろにいながらして、前席並みの開放感が得られるのだから凄い。「オープンカー要らず」と言う人がいたが、まさにその通りだ。

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