フォルクスワーゲンの末っ子SUV「T-クロス」は価格もサイズもバランス良さそう
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
フォルクスワーゲンジャパンは11月27日、コンパクトSUV「T-Cross(ティークロス)」を発売しました。ざっくり言うと「ポロ」のSUV版といったところ。発売記念モデルとして2モデルが用意され、「T-クロス TSI 1st(ファースト)」が299万9000円、「T-クロス TSI 1st Plus(ファーストプラス)」が335万9000円となっています。
ボディにはフォルクスワーゲンの最新プラットフォーム「MQB」を採用し、サイズは全長4115×全幅1760×全高1580mmと、国内ではちょうどよい大きさと言えそう。荷室容量は455Lあり、ポロの351Lより大きくなっています(いずれも5人乗車時)。
エクステリアは大きめのフロントグリルやフォクランプ、ブラックアウトされたフェンダーアーチ、アンダーパネルなどがSUVらしさを演出しています。またルーフレールも装着され、ファーストがブラック、ファーストプラスがシルバー塗装となっています。
ギアっぽいイメージが目を引くインパネの構成はポロに準じたもの。程よくポップな感じの外観とくらべると、インテリアは質実剛健なフォルクスワーゲンらしい、全体的にきっちりと真面目な仕上がりという印象です。インフォテインメントにはフォルクスワーゲン純正の「ディスカバー プロ」を標準装備し、前席に2つ、後席に2つUSBポートを設置。スマホの非接触充電なども標準装備しています。
パワートレーンは1.0L直列3気筒DOHCターボで、最高出力は116ps/5000-5500rpm、最大トルクは20.4kg-m/2000-3500rpmを発揮し、トランスミッションは7速DSG。駆動方式はFFのみで(4WDは今後も設定無しとのこと)、燃費はWLTCモードで16.9km/Lとなっています。
先進安全機能は、「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従)」、「プリクラッシュブレーキ(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)」他、13の機能を標準装備しています。
ボディカラーは8色で、上級グレードとなるファーストプラスでは「デザインパッケージ」として、ホイールや、インパネ、ドアミラーカバーなどをブラック、オレンジ、グリーンのいずれかから選択することができます(ボディカラーにより選択可否あり)。
編集が実車をチェックしてみました。外観はポロをベースとしているとは思えないほどボリューム感があり、SUVらしさがあります。居住空間はどの席も狭さを感じず、身長170cmの編集だと運転席シートの高さ調整を一番下げて頭上にこぶし2個分、後席は頭上にこぶし1個分、膝前にこぶし2個分余裕があり、後席も充分な広さを感じました。
荷室は高さがあるのと、リアシートも前後スライド可能となっているので、荷物を沢山積みたいときは前にスライドさせることで、ラゲッジを大きく取ることが出来たりします。4人乗車での旅行などは問題なくできそうです。
価格は前述の通りベースグレードの「T-クロス TSI 1st(ファースト)」が299万9000円。サイト上ではまだ見積もりができませんでしたが、ベースグレードでも装備は割と充実しているので、そこまで高くならなそうな気配。サイズ感、居住性、価格などバランスの取れた1台と言えるかもしれません。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
一歩間違えれば「違反行為」の可能性も! 仲間とのツーリングでのありがちトラブル5選
”伝説のF1ドライバー”が抱える愛と葛藤。Netflix『セナ』視聴のススメ
たまに見かける!「クルマに垂れ下がった謎のゴム」冬の重要アイテムだった過去
盗難車の「ランクル」 輸出間近「ギリギリ摘発」に称賛の嵐! “最後の砦”横浜税関の「ファインプレー」に「ナイス!」「よく見つけた!」の声 「告発したワン!」事件内容を公表
「三元豚180gロースカツ」は食べ応え抜群! 東名高速「港北PA」
変革に取り組んだダンロップの確かな手応え。ニュルで培った技術が生きたスーパーGTの戦い
スマホの置くだけ充電みたいなEVの駐車するだけ充電! 存在するのに普及する気配がない理由とは?
[15秒でニュース]カストロール&テイン、東京オートサロン2025に共同出展
【カナダ】日産が新型「ムラーノ」初公開! 4代目は“全幅1.98m”の「超ワイドボディ」&パワフルな「ターボ」搭載! 斬新「横一文字」テールライト採用で出展へ!
816馬力を誇る“史上最強”のパフォーマンスモデル登場! メルセデスAMG「SL63 SEパフォーマンス」の価格は3350万円
爆発寸前!? SHOEIが「J-Cruise 3」に追加するNEWグラフィックモデル「INSPIRED」を公開
角田裕毅のレッドブル昇格チャンスは潰えたわけではない? ホーナー代表「必要となれば彼に頼ることができると思う」
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
【ライバルもビックリの強烈さ】スズキ新型「ソリオ」公開! 「フロンクス」のクールなカスタム仕様も【TAS25】
【無敵の布陣完成】トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」一部改良。廉価版・PHEV・最上級4人乗り一挙追加…510万円から
【2025年もシークレットあるかも?】スバルがオートサロン出展概要発表 新色のBRZなど展示
【まるでドラマ】鴻海をけん制し、株価をV字回復させ、日産とホンダの統合を進める経産省の凄腕ぶり
【究極系ノートオーラ】デザインも中身も本気な「オーテック・スポーツスペック」登場。NISMOとの違いは?
【色褪せない美しさ】レクサス「LC」改良。剛性アップで走りが深化、内装もゴージャスに…1405万円から
いつまで待たせる? レクサス「GX」北米25年仕様の登場で日本発売の期待高まる。気になる価格は?
トヨタ「ミライ」改良 黒のアクセントがキマってる10周年特別仕様車を新設定&グレード構成変更など
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!