サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > FRでV8ターボを積む新型フェラーリGTC4は若者向けアドレナリン・マシンだった

ここから本文です

FRでV8ターボを積む新型フェラーリGTC4は若者向けアドレナリン・マシンだった

V8ターボの助手席に座るのはやめたほうがいい

0-100Km/h加速はV12もV8ターボも3.5秒、100-0km/hブレーキも33~34mとほぼ同じだ。いずれもスポーツカーとしては第一級のパフォーマンスを持っていることは間違いない。だが、V8ターボを積むルッソTのドライバーは、助手席の人が口から泡を吹いていてもスロットルを踏み続けてしまうかもしれない。ダイレクトで獰猛な加速感で噴き出たアドレナリンによって理性を失っているからだ。私なら、V8ターボの助手席に座るのは遠慮しておくだろう。

強烈なキャラクターは加速性能だけではない。シャシーもそのままサーキットに持ち込めるほどレーシーだ。488ほど神経は使わないかもしれないが、V8ターボの巨大なトルクはたった2本のタイヤでは受け止め切れない。

ステアリングホイールの走行モード・セレクターを試してみる。ウェットモードでやっと猛獣はおとなしくなるが、スポーツモードは危険な香りがする。私は「理性」というスイッチを脳内でオンにして、スポーツモードを選択した。あいにく助手席には某雑誌の編集長さまがお座りなので、丁寧なシフトを心がけなければならない。シフトアップのとき、クラッチが繋がる瞬間にスロットルを少し戻す。こうすれば、変速ショックで脳震盪を起こさないですむからだ。

GTC4ルッソTの想定ユーザーは35~40歳と聞いて「オレには資格がないな…」と思った。価格的には約500万円も安いので、既存のフェラーリユーザーではない人に乗ってもらいたいそうだ。「ポルシェ 911 ターボ S」や「アストンマーティン DB11」がライバルとなりそうだが、走りっぷりはV8ターボを搭載する「フェラーリ GTC4ルッソT」がもっともヤンチャだろう。

フェラーリ GTC4ルッソの中古車

フェラーリ GTC4ルッソの中古車情報をもっと見る

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン