シトロエンDS3に試乗!感性を直撃する独創性
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:小林 俊樹
試乗したのは「Sport Chic(スポーツ シック)」。1.6リッター直噴ターボに6速MTを組み合わせた仕様で、他にもベースグレードの「Chic」に対して、外装のクロームデコレーション、シート形状、そして17インチのタイヤ&ホイールの装着といった違いがある。
走り出そうとしてオオッと唸ったのは操作系のタッチの気持ち良さだ。ステアリングはしっとりとした操舵感。MTもゴクッと確実な手応えで決まる。いかにも上質なクルマに乗っているんだという感じを、走り出す前から味わえる。静粛性の高さも印象的だ。騒音レベルは先代C3の半分と謳われているが、実際のフィーリングもそれを十分実感させてくれる。
サスペンションは締め上げられていて、のどかな乗り心地のC3とは、まったく違ったキャラクターとなっている。路面が荒れていれば下からの突き上げは入るし、バネ下の重さも感じる。とは言え、そこはさすがシトロエン。あらゆる入力はカドがしっかり丸められているし、うねった路面でも姿勢はピタッとフラットに保たれるから、長い距離を乗っていても疲れは少なそうだ。
硬めの足まわりの恩恵で、ステアリングは小さな舵角でのレスポンスが抜群に良く、狙ったラインに向けてスッと軽快にノーズが追従していく。街中や郊外の一般道でもクルマと一体になれる感覚を楽しめる。一方、そこから先は基本的には安定志向。実は硬いだけでなくジワッと路面を捉えるサスペンションは、リアがどっしりと安定していて、多少無理をしても姿勢を乱すことは無い。
「Sport」を名乗ってはいるが、たとえばMINIのように瞬間ごとの刺激重視ではなく、条件問わず安心して高いパフォーマンスを引き出すことができる、あるいは長い距離でも楽しさが持続する。DS3は、そんな走りに仕立てられていると言えそうだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!