M6カブリオレ、M5より明らかにスポーツカー
掲載 更新 carview! 写真:Kimura Office
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2月に発表されていたものの、3月のジュネーブ・モーターショーではクーペのみが披露され、4月のニューヨーク・モーターショーでカブリオレがワールドプレミアとなった新型BMW M6だが、今度はカブリオレがクーペより一足早く6月末にドイツを含むヨーロッパ市場で発売となる。そのM6カブリオレの試乗会が、5月末にミュンヘンで行われた。
新型M6クーペ/カブリオレは、現行6シリーズ(F12/F13)をベースに最高出力412kW(560ps)/6000-7000rpm、最大トルク680Nm/1500-5750rpmを発揮する4.4リッターV8直噴ツインターボを搭載し、7速デュアルクラッチの7スピードM DCTドライブロジックを組み合わせたパワートレインを搭載している。これ自体はM5と全く同じだが、今回試乗したM6カブリオレの実際の走りはM5とは別物である。
スタートボタンを押すと、まず威勢のいいV8の咆哮が“ドンッ”と立ち上がる。M5よりも明らかに迫力が増しており、これだけでもこのクルマがM5のような超速セダンではなく、れっきとしたスポーツカーであることを実感させられる。まさにそれこそがM5とM6の違いなのである。
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