パジェロには特別な内装のモデルがある。カスタムを楽しむ方法も紹介【購入ガイド】
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1980年代から日本では4WDブームが起こっていました。当時の4WDブームをけん引した車が、パジェロです。ディーゼルエンジンを搭載し、スキー場などでも大活躍しました。
パジェロは内装をカスタマイズして楽しめることから、販売終了した現在でも一定数の人気があります。この記事では、特別仕様車の内装やカスタマイズできるアイテムについて紹介していますので、参考にしてください。
目次
初代パジェロは1982年に販売されました。ダカール・ラリーにも出場するなど、本格オフローダーとしてSUVブームをけん引してきた車です。発売以来、64万台以上を販売したパジェロは2019年8月で生産が終わります。
パジェロの長い歴史を締めくくる一台として、特別仕様車「FINAL EDITION」が販売されました。
FINAL EDITIONは、パジェロの長い歴史を締めくくる特別仕様車です。販売台数は700台に限定されました。
車のベースとなるプラットフォーム(骨格)は、3代目モデルと変わっていません。ホイールベースや走行性能も先代モデルと変化がないため、従来と変わらない本格SUVらしさを実感できます。
特別仕様車で変化を感じられる点は内装です。FINAL EDITIONに備わっている内装について解説します。
7人乗りでありながら、シートアレンジを活用すれば広いラゲッジスペースを確保できます。
シートアレンジは「フラット」「セカンドシート片側を前方へ跳ね上げ+サードシート床下収納」「セカンドシート前方跳ね上げ+サードシート床下収納」3つのパターンです。
フロントシートからリアシートまでフルフラットにできる「フラット」は、アウトドア時の車中泊や長距離ドライブ時の休憩で重宝します。また、サードシートを床下へ収納し、セカンドシートを前へ倒すことで4人の座席を確保しながら長尺物の車載も可能です。
さらに多くの荷物を積み込みたい場合には、サードシートを床下収納しセカンドシートを前へ倒すことで広いラゲッジスペースを確保できます。
シートの素材には本革が使用されました。ベージュとブラックの2色展開で、同じ本革でも違った内装の雰囲気を味わえます。
運転席・助手席にはパワーシートが標準装備され、実用性がアップしました。アウトドアやレジャーを本格的に楽しみたい方に嬉しい走行性能と、長距離ドライブでも疲れを感じさせない内装が特別仕様車の大きな魅力です。

前述したFINAL EDITIONは、特別仕様車ならではの上質な内装が特長でした。特別仕様車以外のパジェロも、カスタマイズアクセサリー次第で室内空間の雰囲気を変えられます。以下は、三菱が販売していた純正アクセサリーです。
乗り降り時に個性的な内装を演出するアクセサリーがあります。例えば、スカッフプレートやステップマットです。
スカッフプレートやステップマットは、乗り降り時に付きやすいボディへの傷をガードするためにあります。標準は樹脂の場合もあり、目立ちません。カスタム用に変えると、イルミネーション付きやステンレス製へと変えられます。
乗り降りする全てのドアに取り付けられるため、ドライバー以外も上質な内装を感じられるでしょう。
パジェロには、シフトレバー・パーキングブレーキレバー・トランスファーレバー、3つのレバーがあります。運転席周辺でも目立つ存在のこれらのレバー類は、カスタムが可能です。
標準仕様はシンプルなデザインですが、カスタム用アクセサリーで内装の雰囲気を手軽に変えられます。カスタム用アクセサリーでは、木の温もりを感じられる木目調と、スポーティーな印象を与える本革が選択可能です。
カーテンセットは、リアドア・クォーター・バックドア部分の窓ガラスに取り付けられるカスタムパーツです。カーテンの生地は遮光性に優れた暗幕タイプが使用されています。
後部座席全ての窓ガラスを、カーテンで隠せるためプライバシーの確保も簡単です。外からの視界や光を遮るため、後部座席で着替えをしたり、車中泊をしたりする場合にも重宝します。

パジェロは内装のカスタムパーツが豊富にラインアップされ、オリジナリティーを楽しめる車です。前述したカスタム用アクセサリーは、純正オプションに含まれていました。
カスタムパーツには純正オプション以外に、社外品があることをご存知でしょうか。ここからは純正オプションと社外品の違いについて紹介します。
社外品とは、自動車メーカー以外の企業が製造するカスタムパーツです。パジェロ用にデザインされた商品が、さまざまな企業から販売されています。
社外品は、主にインターネットで購入が可能です。後述する純正オプションよりも、低価格に設定されています。手軽に購入できるメリットはありますが、注意点も知っておきましょう。
社外品は安価ですがパーツの精度が悪く、取り付けに問題が発生するケースもあります。自身の車に適合することを確認してから購入すると安心です。
前述したように、パジェロにはメーカーから販売されるオプションでカスタマイズが楽しめます。メーカーから販売される分、パーツも高精度です。
しかし、パジェロは2019年に国内向け新車販売が終了されました。それに伴い、純正オプションも販売が終了しています。純正オプションでカスタムされたパジェロに乗るためには、中古車を検討しましょう。
中古車市場には、前述したFINAL EDITIONや先代モデルも購入可能です。数多くの中古車情報を入手し、お気に入りの一台を手に入れましょう。

気になっている純正オプションがある場合には中古車を検討しましょう。
ここからはパジェロが新車販売されていた当時の価格と、現在の中古車市場の相場を紹介します。販売終了してからどれほど、車両価格が下がっているのか参考にしてください。
下記は、販売当時の新車価格と現在の中古車相場です。
GR 4WD(AT 3.0)
新車価格:339万円
中古車相場:58万円~568万9,000円
エクシード 4WD(AT 3.0)
新車価格:383万円
中古車相場:58万円~568万9,000円
GR 4WD(AT 3.2)
新車価格:386万円
中古車相場:58万円~568万9,000円
エクシード 4WD(AT 3.2)
新車価格:428万円
中古車相場:58万円~568万9,000円
スーパーエクシード 4WD(AT 3.2)
新車価格:495万円
中古車相場:58万円~568万9,000円
FINAL EDITION 4WD(AT 3.2)
新車価格:495万円
中古車相場:58万円~568万9,000円
(2023年5月時点の情報です)
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