ボディタイプ別売れ筋、ニューモデルが急上昇

軽乗用車：タントが独走状態、2位争いが激化

軽乗用車部門は今月も「タント」が圧倒的な強さを見せ、堂々の1位を獲得。上半期累計で13万5688台を売り、販売台数が6ケタの大台に乗ったのは軽乗用車では「タント」だけ。6月に1万4153台を売り2位につけた「スズキ ワゴンR」ですら、「タント」に6月単月で7170台、上半期累計では4万1927台も差を付けられており、もはや年内に追いつくのは難しい状況となっている。

そうなると注目は2位争い。5月に4位まで順位を落とした「ホンダ N-BOX」は巻き返しに出て3位にまでランクアップし、「ワゴンR」に114台差まで詰め寄っている。上半期累計では2位の「日産 デイズ」は、5月に3位、6月は5位まで順位を落とし、代わりに順位を上げてきた「ダイハツ ムーヴ」が、5月の6位から4位にランクアップ。このように各メーカーのプライドをかけた熱い戦いは続いている。はたして下半期にはどんなドラマが待ち受けているのか、注目したいところだ。