サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > プチ炎上した日産の「#助手席孝行」キャンペーンは本当に失敗だったのだろうか?

ここから本文です

プチ炎上した日産の「#助手席孝行」キャンペーンは本当に失敗だったのだろうか?

批判コメントが大多数も本当に内容を読んでいるのか疑問だ

今回の#助手席孝行に関して、筆者が見たところでは肯定的な反応も1割ぐらいはあったが、9割ほどは否定的なものであった。

そのうち代表的なのは、「運転中の親に対してそんな指摘を逐一したら、逆に危ないじゃないか」という主旨の意見であった。

助手席からいちいち「今、ミラー見てなかったでしょ!」「アクセルが急すぎるよ!」などとやったら高齢の親は混乱し、逆に危険が増すじゃないか――という批判だ。また「そういった指摘を受け入れないのが年寄りってものなんだから、運転中のそんな指図は無意味だし、親子ゲンカの種になるだけだ」という声も多かった。

一見する限りは「ごもっとも」と思えなくもない批判だが、日産が言っていることをマトモな目線で把握すれば、見当違いな批判であることはすぐにわかる。

#助手席孝行のページまたは動画は「助手席から逐一、親の運転の問題点を指摘しろ」などとはいっさい言っていない。「まずは見守り(チェックして)、その後、もしも問題があったならば話し合え」ということだけを言っている。

そこを読み違え――というか、たぶんまともに読みもせず――ああだこうだと反射だけで批判する様は笑止というほかない。

(ただし動画の中で、助手席に座る息子や娘=日産社員が「思わず」という感じで運転中の親に口を出してしまっているシーンは確かにある。だがそれは本当に「思わず」といったものであり、当該キャンペーンの主旨とは別個に考えるべき問題だ)

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2020/3/06 12:52

    違反報告

    久しぶりにちゃんとした記事を読んだなぁ。やったことが無意味というのは基本的にあまりないはずで、やってみて効果が無くても効果がないことは分かるので、別のアプローチを考えなければいけないこともわかるはず。都会に帰ったら結局は不便さが勝って運転を始めるということもわかるけど、逆にそういう理由で何もせずに他人を巻き込む大事故を起こしたら、無意味だと言っている人はどうするのか聞いてみたい。最近の人の意見をしっかり聞かず(理解しようとせず)に批判ばかりする風潮に嫌気がさしていたので、この記事にはとてもスッキリした(笑)
    日産にもまともな人がいるからこういうキャンペーンが出来ることが分かったし、そういう情熱を日本市場にも向けてほしいと切に願う。日産ユーザーとして最近の日産の為体にもう日産車買うの止めようかなと感じつつある。これまでの日産ユーザーをちゃんと大切にしないと国内市場の復活は絶対ないと思う。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン