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新型ワゴンR試乗。もはやコンパクトカー並み!?

安全装備にもさならる挑戦がほしい

生まれ変わったワゴンRの試乗で、様々な性能の向上が確認できた。今後も販売台数ナンバーワンを競う好調な販売を続けるだろうし、同時にコンパクトカーユーザーにも改めてお勧めしたい魅力を持っていると思った。それほどまでに、4代目ワゴンRの完成度は見事だ。また、二極化したグレード構成によって、安さや高い経済性に特化したモデルと、コンパクトカーを超える高性能モデルという2つの武器を持ったことになり、ファーストカーとしてもセカンドカーとしても魅力的で誰にでもお勧めしたくなる。

だが、一つだけ気になる傾向がうかがえる。それが安全性。

軽自動車は規格という足かせをはめられながら、コンパクトカーを打ち負かす性能を求めて進化してきたから当然ともいえるが、その実力はすでにコンパクトカーと同格と考えて良いだろう。その上で経済性と言う強みもある。軽自動車vsコンパクトカーの図式が成り立ちつつあり、今後はさらに強まると予想されるのだ。

だが競争が激化するなかで、目に見える室内空間の広さや利便性ばかりが重視され、安全性がおろそかにならないように強く願うわけだ。なぜなら、先日レポートしたiQプロトでも書いたが、後席の安全性の観点で言えば、後席にリクライニング機能があり室内空間を快適に使えるが、それを最大に使うとリアガラスとのクリアランスは極小になってしまう。また、動力性能を含め走行性能も向上したため、普通に走る分には一切の不安感は無いものの、ワゴンRに限らずトールボーイ軽のボディは、切り返した時などは若干不安感がある。それを踏まえ、2駆のTSグレードにOP設定とは言えESPを設定したのだろうし、それ自体は評価するが他グレードにも欲しいと思ってしまう。

4代目ワゴンRの完成度を確認すれば、並みならぬ企業努力が背景にあることは容易に想像がつく。ナンバーワンの躍進を続け、軽自動車業界を牽引する実力を持つワゴンRだからこそ、現在の軽自動車の枠組みを越えるような、さらなる極みへの挑戦に期待したい。

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