自動運転で事故が起きたら誰が責任を負うのか考えてみる
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
自動運転レベルの定義案の編集部による要約(日本も、SAEが定義するレベル0~5の6段階へ)
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<運転者が全てあるいは一部の運転タスクを実施>
レベル0:運転自動化なし
>運転者が全ての運転タスクを実施
>安全運転に関わる監視と対応の主体:運転者
レベル1:運転支援
>システムが前後・左右のいずれかの車両制御に係わる運転タスクのサブタスクを実施。
>安全運転に関わる監視と対応の主体:運転者。
レベル2:部分自動運転化(※現在の市販車が実現している自動運転レベル)。
>システムが前後・左右の両方の車両制御に係わる運転タスクのサブタスクを実施。
>安全運転に関わる監視と対応の主体:運転者。
<自動運転システムが全ての運転タスクを実施>
レベル3:条件付自動運転化
>システムが全ての運転タスクを実施(領域は限定的)。
>システムの介入要求等に対して、予備対応時利用者は、適切に応答することを期待。
>安全運転に関わる監視と対応の主体:システムだが、フォールバック中は利用者(従来の運転者)。
レベル4:高度自動運転化
>システムが全ての運転タスクを実施(領域は限定的)。
>予備対応時に利用者(従来の運転者)が運転に介入することは期待されない。
>安全運転に関わる監視と対応の主体:システム。
レベル5:完全自動運転化
>システムが全ての運転タスクを実施(領域は限定されない)。
>予備対応時に利用者(従来の運転者)が運転に介入することは期待されない。
>安全運転に関わる監視と対応の主体:システム。
※2017年12月に内閣官房IT総合戦略室が編纂した提案資料からの抜粋&要約。
※2016年9月に改訂されたSAE(米国にある自動車・航空宇宙関連の専門家による非営利団体)による定義が基準。
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