メルセデス・ベンツGLK 国内モデル走行テスト!
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:中野 英幸
頼もしさを感じさせるデザインから想像するよりも、GLKクラスの走りはいたって乗用車的だ。日本市場に投入されるのは、3.0リッターのV型6気筒DOHCエンジンを積みフルタイム4WDシステムを組み合わせるGLK300 4MATICだ。SUVの多くは、エンジンが静かでも駆動系の騒音が気になりがちだがその心配がない。タイヤが大きめのパターンノイズを発したり、路面の荒れによるゴーッというロードノイズを拾ったりすることもない。四角張ったボディであるにもかかわらず、空力的な洗練度が高く高速域での風切り音さえ控えめだ。
エンジンそのものも、中回転域までは優れた静粛性を保つ。5000回転あたりで少しだけガサつくが、5500回転を越えると迫力あるエンジン音を響かせる。最高出力の231psを6000回転で発揮し、それを越えてもパワーの頭打ち感はなくレブリミットの6300回転までスムーズに吹き上がる。もっとも、高回転域を使う必要を感じないほど低中回転域のトルクが充実。最大トルクの30.6kg-mは2500回転から5000回転という広範囲で獲得。それだけに、スタート時にはアクセルを深く踏み込まなくても1860kgの車重を意識することなく軽快に加速する。
最終減速比により7G-TRONIC 7速ATのギア比が全体に低めになるように設定されている。そのため、トルクが充実した回転域に乗せやすいことも軽快感に結びつく。1速でスッと中回転域に乗せ、ギア比が接近した2速で加速に勢いを持たせるころには、期待した車速に達している。それでいて、高速域では7速の威力が発揮され100km/hで2100回転とギア比が低めな割にはエンジンが回りすぎている感じはしない。しかも、最大トルクを維持する回転域と一致。追い越し車線の流れをリードするくらいの走りが低いギアに落とすことなく余裕でこなせる。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!