メルセデス・ベンツGLK 国内モデル走行テスト!
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:中野 英幸
メルセデス・ベンツのSUVは、これまで1979年に誕生したGクラスを基本に派生モデルが構成されていた。Gクラスは、そもそも本格的なオフロード4WDモデルとしてその歴史をスタートさせた。最新モデルも、乗用車的な装備を整えてはいるが質実剛健な雰囲気を受け継いでいる。そして、Gクラスの走りをそのままに乗用車感覚を取り入れ、1997年に誕生したのが初代Mクラスだ。その後、このクラスにはBMW X5やポルシェカイエンが参入。プレミアムSUVという新カテゴリーが確立された。Mクラスは2005年に2代目となり、2008年にはマイナーチェンジを実施。また、2006年にはMクラスをロングホイールベース化し3列シートを採用したGLクラスが誕生した。
一方、メルセデス・ベンツは2008年のデトロイト・ショーでVision GLKを発表した。GLクラスを小さくしたようなデザインで話題を呼んだが、実際の成り立ちはこれまでのメルセデス・ベンツのSUVとは異なっていた。2008年10月からGLKクラスとして日本市場に導入されたモデルは、乗用車そのもののCクラスから派生しているのだ。その意味では、技術的にはGクラスの流れは完全に断ち切られている。だが、見た目には乗用車感覚を取り入れているMクラスとは別もの。雰囲気はGクラスに近く、立ち気味のフロントウインドー、角張ったフェンダーなどに、本格的なオフロード走行を余裕でこなしそうな頼もしさを感じる。
ただ、立ち気味のフロントウインドーがボンネットを長く見せるだけに、第一印象としてはノーズ部とキャビン部のバランスに違和感を覚える。とはいうものの、取材を進めるうちに見慣れてしまったこともまた事実。ボディサイズは、全幅こそ広いが全長はCクラスよりもコンパクトな4530mmとなる。しかも、ボンネットがよく見えるので車両感覚がつかみやすい。最小回転半径も5.4mと大きすぎないので、日常的な場面での取り回しはかなり楽なはずだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ハイテクとクラフツマンシップの融合。「ポルシェ911」の限定モデルはどのように生まれるのか?
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦もてぎは小林利徠斗が優勝。今季3勝目を飾る
【MotoGP】ドゥカティ支配に終わった2024年。その鍵はタイヤの使いこなし? アプリリア&KTMライダーは「パフォーマンス引き出しきれていない」と語る
「指定時間に出よ」 高速SAの“かつてない駐車マス”運用拡大 「大型車3台タテ並び」方式
5人乗り車で「6人乗れる」理由とは? 子どもを乗せるときの定員計算、法的にはOKでも安全対策が必須なワケ
新型『GRヤリス』用、HKSスポーツサスペンション「ハイパーマックス R」「ハイパーマックス S」を同時発売
「圏央道ー新4号国道」直結の“新バイパス”とは? ポキポキ現道に代わる“ビシっと1本” アクセスポイント多重化へ
ホンダ「S2000」に“赤バッジ仕様”あった!?「タイプR」伝統の“白ホイール”も装着したホンダ渾身の「FRオープンスポーツ」が凄い! 斬新ヘッドライト採用した「SSM」とは!
ロールスロイスを熊が車上荒らし!? 犯人逮捕の決め手が衝撃
「カウンタック」に右ハンがあった! 67台しかない「25thアニバーサリー」の価格高騰中…!? カウンタックを手に入れたいなら早いほうがいいかも
【PHEVは来年、ガソリン/ハイブリッドは年内】トヨタRAV4を一部改良 装備充実や全車4WD化など
12位ハミルトン、ペナルティにパンクでレースは散々「もっと酷いことになっていた可能性も」|F1カタールGP
期待の「N-BOXジョイ」が不発。「ヤリス」に抜かれた販売王「N-BOX」のスランプが長引く理由
レーシングカーなのに公道も走れて快適!? マセラティ「GT2 ストラダーレ」国内発表。スペックも価格も凄い…
【衝撃】営利90%減に陥った日産不振の訳は「日本軽視説」? 本当の理由と打開策とは
日本初公開されたランボの新しい入門モデル「テメラリオ」が見せる“今までにない”凝縮感と高品質感
光るナナメキドニー採用!? “新BMWデザイン“に刷新され大きくなった新型「X3」…798万円から
86は女子にも人気! 「86 GIRLS owner's meeting」は車好きの輪が広がるリピ確定なイベントだった
【スープラ生産終了】一部改良と限定車「ファイナル・エディション」発表。+48PSのフルチューン仕様…後継は?
トヨタの超人気SUV「RAV4」一部改良。FF廃止、装備充実も価格は微増…お得に買えるラストチャンス?
【早くも1万台超え】安価でも豪華装備、業界もザワつく大穴SUV「フロンクス」の “強みと弱点”
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!