クロスオーバー人気でSUV市場拡大【ボディタイプ別売れ筋・2月】

セダン：クラウンが首位を快走

セダン市場は全体で1万6910台。市場シェアは前年比2.2ポイント減と縮小した。セダン市場はこのところ話題が少なく、販売上位モデルのランキングも固定化しつつある。首位は「トヨタ クラウン」で、登録台数は3235台。2月は前月比16％減と落ち込んだが、それでも2位に1000台近い差をつけ、トップを独走している。

2位には「トヨタ カローラアクシオ」がつけた。昨年4月のマイナーチェンジから約1年が経ち、販売台数は落ち着いてきているが、順位は安定している。3位「ホンダ グレイス」も販売台数は前年より減少気味。4位「トヨタ プレミオ」も同様で、台数は減らしているが、ランキングの上位を占めている。

なお、5位には「WRX」が入った。販売台数は前月比1.5倍の936台。このうち「S207」は97台を占めている。前月に5位だった「レクサスGS」は567台で8位に転落。その隙をつくかのように昨年12月にディーゼル仕様の特別仕様車を追加した「マツダ アクセラセダン」は6位（ディーゼル比率は26％）、12月末に一部改良を受け、特別仕様車が設定された「日産 スカイライン」は7位に浮上した。