「セレナ」に待望のハイブリ×4WD追加。前後の高性能モーターで上級移行、ルキシオンにも欲しい

セレナ ルキシオン

FF車比で35万円前後高。ルキシオンは設定なし

e-4ORCEモデルの価格はハイブリッド（e-POWER）のFFモデル比で約35～37万円アップ、となっています。

今回のe-4ORCEモデル、最上級の「ルキシオン」には設定されず、ガソリン車の4WDに設定される8人乗り仕様もありません。強力2モーターで走りの質感を高めているだけに、500万円超えになりそうな価格に怯むことなく“頂点オブ頂点”のルキシオンとしてぜひ設定してほしいところです。

また今回の4WDグレード追加に伴い、「オーテック」、「ステップタイプ」、「セカンドスライドアップシート」、「マルチベッド」のe-POWER車にも4WDグレードを設定。

さらにe-POWER（FF）モデルにはスポーティな仕様の「オーテック スポーツスペック」も新設定。4WDは11月中旬、スポーツスペックは12月上旬に発売予定となっています。

・・・2022年に発売された現行型セレナは累計15万台を突破し、2024年上半期と2023年下半期には6人乗り以上のミニバンで販売No.1を獲得。8月単月でも6103台でミニバン1位、登録車全体でも7位と好調を維持しています。

待望のe-4ORCE追加でセレナがライバル勢に対してさらなるアドバンテージを得るのか…引き続きMクラスミニバンマーケットに注目です。

（終わり）