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スーパーカーバブルの中国、最新クルマ白書

“富二代”という存在

「中国でスーパーカーに乗るのは若い“富二代”。既に日本でも報道されてるので知ってる人も多いと思いますが、政府の高官の息子や、地方のお金持ちの2代目。中国ではスーパーカーの事を『超級●車』(※足へんに包)というんですが、 “●車”はレースカーで、オジサン世代はそういうのに興味を示さないんです。彼らの一番のクルマはロールスロイスでしょう」と語るのは現地情報ツウのJACKさん。

実際、ランボルギーニのアジアパシフィック担当マネージャーはそれを裏付けるデータを示してくれた。「中国の最大の特徴は若さ、顧客の年齢層です。中国のランボルギーニオーナーはほとんどが20代。年を取ってもせいぜいアンダー35歳で、北米の35歳前後、EUの40代に比べて全然違うんです」。

20代! 中国スーパーカーマーケットの特殊性が徐々に明らかに分かってきた。日本ではスーパーカーブームが子供を中心に広がってきたので誤解されがちだが、本来スーパーカーは大人の遊びである。言ってみれば 公道を走れるレーシングカーであって、確かに少年のような人も多いが、要はアクティブな心を持った成功者が買う物なのだ。

それがどちらかというと苦労知らずのボンボンの見栄として買われているとは…。
 さらにJACK氏は続ける。「それから女性も多いです。明らかに男性がバックに付いている方ですけどね(笑)」。

そう、まさに中国においてスーパーカーは見栄の象徴として使われているわけだ。むろん、スーパーカーは二面性があり、一つは究極のクルマ趣味で、もう一つはお金持ちのシンボルだが、特に中国では後者がクローズアップされているわけだ。

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