2シリーズ グランツアラー発表、ディーゼルも設定される7人乗りミニバン
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
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BMWジャパンは5月26日、昨年発売されたブランド初のFFモデル「2シリーズ アクティブツアラー」をロングホイールベース化した7人乗りのMPV「2シリーズ グランツアラー」を発表した。競争力の高い7人乗りモデルの投入で、子育て中のファミリー層を中心に顧客拡大を図るという。
2シリーズ グランツアラーのボディサイズは、全長4565×全幅1800×全高1645mmで、アクティブツアラーと比べて215mm長く、95mm高い。ホイールベースは110mm延長され2780mmとなり、広い室内空間の確保に充てられた。
2列目シートは60:40のスライディング機能(前後に130mm)を持ち、ラゲッジルームに設置されたボタンを押すだけで40:20:40の3分割に倒すことが可能。3列目シートもレバー操作で50:50に分割してラゲッジフロア下に収納でき、ラゲッジ容量は3列目シートを倒した状態で560L、2列目シートも倒すとフロアはほぼフラットな状態となり、容量は1820Lに拡大する。
ガソリン仕様は2タイプを設定。「218i グランツアラー」には1.5L直列3気筒DOHCターボ(最高出力136ps/最大トルク220Nm)、「220i グランツアラー」には2.0L直列4気筒DOHCターボ(最高出力192ps/最大トルク280Nm)を搭載。ディーゼル仕様の「218d グランツアラー」には2.0L直列4気筒DOHCディーゼルターボ(最高出力150ps/最大トルク330Nm)を搭載し、燃費は21.3km/L(JC08モード)を達成している。
トランスミッションは「218i グランツアラー」が6速AT、「220i グランツアラー」と「218d グランツアラー」には8速ATが組み合わせられる。また、燃料消費の抑制に貢献するアイドリングストップやコースティング機能なども採用されている。
車線逸脱を警告するレーン・ディパーチャー・ウォーニング、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキに加え、車両後方にある障害物との距離を知らせるパーク・ディスタンス・コントロールとリヤビューカメラを全車に標準装備。さらにオプションとして、アクティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイが設定される。
価格は、218i グランツアラーが358万円~405万円、220i グランツアラーが424万円~452万円、218d グランツアラーが379万円~426万円。
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