プリウスの絶対的な人気のワケとは。人気色やグレード・スペックも徹底解剖【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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プリウスは新車販売台数1位を獲得する人気車種です。道路で必ず見かけるほど流通しています。トヨタの代表車種でもあるプリウスがなぜ、これほどまでの絶大な人気があるのでしょうか。
この記事では、プリウスの人気が絶対的な理由やユーザーの口コミを紹介します。プリウスに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
プリウスは初代モデルが販売されて、20年以上たつ現在も日本のみならず世界中で人気が途絶えません。世界で初となる量産型のハイブリッドカーとして誕生したプリウスは、販売当初から年々ユーザー層に変化が表れています。
プリウスの人気を支えるのはブランド力とステータスです。
プリウスを販売するトヨタは世界の自動車業界をリードしており、2018年の世界企業番付では、フォルクスワーゲンやダイムラークライスラーなどの大手自動車メーカーをおさえて12位にランク入りしました。
このようなブランド力を持つトヨタが販売するプリウスには、購入したことで得られるステータスがあります。「ガソリン車よりも低燃費で排出ガスの少ないエコカー」や「ガソリン車よりも価格の高い高級車」といったステータスです。
以前は、高所得者やシニア層のプリウスユーザーが大半を占めていましたが、近年は若年層のユーザーも増加しています。
代モデルから20年以上続くプリウスに、代替わりするたびに乗り換えるユーザーも少なくありません。乗り続ける理由が「プリウスだから」といったブランド力です。
プリウスの「エコ・ハイブリッド車」といったブランド力の認識は、若年層にも共通しています。世界中で高まるエコ意識も、若年層の人気を集めている理由のひとつです。
ESGやSDGsなどのエコ意識が広まっていることも挙げられます。ESGとは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の頭文字からなる、企業向けの観点です。
対してSDGsは、未来を変えるための環境への取り組みなど、17の目標が定められた世界共通言語です。
エコ意識が高まるにつれて、早くからハイブリッドカーに力を入れていたプリウスのイメージがさらに人気を後押ししています。
人気の高いプリウスであるからこそ、個性を楽しみたい方やリセールのことまで考えている方もいるのではないでしょうか。
ここでは個性を演出できるボディカラーや、リセールに有利なボディカラーを紹介します。ボディカラーに迷われている方は参考にしてください。
まずはプリウスのボディカラーを全色紹介します。ボディカラーは、標準カラーが5色、有償のメーカーオプションカラーが3色です。
エントリーグレードの「E」では、スーパーホワイトII・シルバーメタリック・アティチュードブラックマイカ以外のカラーは選べません。
ボディカラー:標準カラー/メーカーオプション(金額)
(2023年8月12日現在)
プリウスはユーザー数も多く、他のユーザーとボディカラーが被ってしまうことも少なくありません。他の人とは被りたくない、自分らしさを出したいといった方は個性的なカラーがおすすめです。
前述したボディカラーのうち、プリウスのイメージカラーである「マスタード」はメタリックが加わった独特の輝きを持つ個性的なカラーといえます。また、メーカーオプションの「エモーショナルレッドII」を選べば、より個性を出せるでしょう。
また「アッシュ」は、ソリッドなグレーに色味のあるマイカが加わり、深みのあるニュアンスを演出しています。
購入後、将来的な買取まで考えるのであれば定番カラーを選ぶことをおすすめします。
定番カラーは、白・黒・グレーの3色です。走行距離などのコンディションを除き、中古車の販売価格順に並べると定番カラーの3色が上位に位置しています。
白と黒は、全グレードで選べる「プラチナホワイトパールマイカ」の「アティチュードブラックマイカ」の2種類があります。
個性的なボディカラーを展開するプリウスですが、グレードの種類も豊富です。プラグインハイブリッドモデルを除く全てのグレードに、2WDと4WDが設定されています。
また、プリウスはドライブ中も非常時にも頼れる点が魅力です。安全性能やプリウスの給電システムについて、口コミを交えながら解説します。
下記は、プリウスの全グレードと新車価格の一覧です。他にリース専用車の設定も用意されています。
グレード:Z(プラグインハイブリッド)
駆動方式:2WD
新車価格:460万円
グレード:Z(ハイブリッド)
駆動方式:2WD
新車価格:370万円
グレード:Z(ハイブリッド)
駆動方式:4WD
新車価格:392万円
グレード:G(ハイブリッド)
駆動方式:2WD
新車価格:320万円
グレード:G(ハイブリッド)
駆動方式:4WD
新車価格:342万円
プリウスは、駆動方式やグレードによって燃料消費率や車両重量などのスペックに差があります。以下は前述した全グレードのうち、グレード「Z」(ハイブリッド車)の主要スペックです。
プリウスは非常時に頼りになる車である点も、人気がある理由です。実際に災害に遭われた方がみんカラの口コミに投稿しており『真の非常時に必要なサバイバルカーは、プリウス等の低燃費車なんだと実感しました』と、高い評価をされています。
大きな地震や災害が起こると停電が起きたり、ガソリンスタンドで給油量が制限されたりするなど、思うような生活が送れません。プリウスであれば、低燃費を生かした長距離移動も可能です。
また、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)はセンターコンソール後部とラゲージルーム左側の2か所に設置されています。ガソリン満タン状態であれば400Wの電力を約5日間※、供給可能です。
(※2.0Lの場合。1.8Lは4.5日間)
燃費に優れている点が注目されがちなプリウスですが、最新の安全装備も充実しています。
みんカラの口コミでも『安全装備も充実しており、高速走行も全車速追従型のクルーズコントロールで長距離も快適です』と安全性能に満足している人が見受けられました。
口コミで評価されている安全性能「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」は、高速道路上で前方を走行する車との車間距離・速度を自動コントロールする機能です。渋滞時などに起こる、発進と停止の繰り返しによる疲労を軽減できます。
プリウスは初代モデルの販売開始から20年以上経過したにもかかわらず、人気は衰えません。新車のみならず、中古車も需要が上昇中です。
ここでは、中古車に人気が集まる理由を解説します。中古車の相場も紹介しているため、参考にしてください。
プリウスは先代モデルの中古車の需要も高まっています。最新モデルになるほど燃費が改善されていくプリウスですが、燃費よりも外観にこだわるユーザーも少なくありません。
現行モデルは当然人気ながら、あえて安価な先代モデルの中古車を購入する人もいます。その理由はカスタマイズして個性を楽しむためです。特に若い世代がカスタマイズを楽しむ傾向があります。
プリウスの中古車にも人気が集まる理由は、新車の納期の遅れがひとつの要因です。2022年4月1日時点で、プリウスの工場出荷目安は注文後6か月程度とされています。
新車の長い納期を待つよりも、納車されるまでの期間が短い中古車を選ぶ人がいることも中古車需要が上昇しているひとつの要因です。
現行のプリウスは初代モデルから数えると、4代目です。初代モデルから現行モデルまでの中古価格相場を紹介します。
1997年から発売された初代モデルは24万円~99万円、2003年9月以降の2代目モデルは18万円~99万円、2009年5月以降の3代目モデルは19万円~329万円、5代目モデルは75万円~420万円、現行モデルは260万円~559万円です。
また、プリウスにはPHV(プラグインハイブリッド)モデルがあります。PHVの中古価格相場は、39万円~389万円です。
(2023年8月12日現在)
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