ハスラーの内装はカスタムも楽しめる。収納力やライバル車にない魅力を解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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ハスラーは軽自動車の中でも、個性的なデザインと力強さを感じるクロスオーバーSUVです。新型ハスラーは、先行予約段階で約2万台の受注が入ったほど人気があります。新型ハスラーのどの部分にその人気が集まるのでしょうか。
この記事では、現行ハスラーの内装について紹介します。内装のあらゆる魅力だけでなく、比較も行っているため先代モデルやライバル車との違いも分かるでしょう。ハスラーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ハスラーのキャッチコピー「遊べる軽」はそのままに、2代目ハスラーが発売されました。現行のハスラーが、初代モデルとどのような違いがあるのかを解説します。車内の印象を決める、内装色は全3パターンです。
グレードによって、選べる内装色も決まっています。そのため希望する内装色がある方は、チェックしておきましょう。
ハスラーの初代モデルが登場したのは、2014年1月です。クロスオーバーSUVとして販売されたハスラーは、遊び心とタフさを融合させたモデルを目指して開発されました。
初代モデル登場から6年後の2020年1月、現行モデルとなる2代目ハスラーが販売されます。初代モデルから受け継ぐハスラーらしい外観に、新たに使いやすさと安全性能が追加されました。
2代目となった現モデルでは、スズキの新世代プラットフォーム「ハーテクト」が採用されました。ハーテクトを採用したことで、軽量化と高剛性化を実現しています。
初代モデルと比較すると、ホイールベースの長さが延長されました。ホイールベースが35mm延長したおかげで、フロントシート・リアシートの空間に余裕が生まれています。居住性の高さがアップした点は2代目の特長のひとつです。
ハスラーの内装色は、全3パターンラインアップされています。カラーバリエーションは、バーミリオンオレンジ・デニムブルー・グレーイッシュホワイトです。
それぞれ印象の異なる内装色ですが、ボディーカラーによって選択できるカラーが決められています。
たとえば、ピュアホワイトパールのボディーカラーの場合、グレーイッシュホワイトかバーミリオンオレンジ(受注生産)の内装色を選択できますが、ボディーカラーがクールカーキパールメタリックの場合、内装色はグレーイッシュホワイト以外を選択できません。
ハスラーは内装のカスタマイズが楽しめる点も魅力です。ディーラーオプションでは、デカール素材による個性的なカスタマイズが楽しめます。ラインアップされるデカール素材のパターンは全4種類です。
縞鋼板柄が男らしさを際立たせている「タフスタイル」、可愛らしいイラストがあしらわれた「ポップスタイル」、落ち着きと自然体を楽しめる「ナチュラルスタイル」、モノトーンでスタイリッシュな印象を与える「スタイリッシュスタイル」があります。

ここからは、内装でも大切な収納スペースについて紹介します。ハスラーの収納スペースはグレードによって差がありますが、さまざまな場所に収納できる点が魅力です。
ハスラーのキャッチコピーである「遊べる軽」が実感できる、収納力について解説します。
インパネ周辺には、多くの収納スペースが確保されています。ドリンクホルダーは運転席・助手席両側にあるため、飲み物の置き場所にも困りません。雑誌などを収納できるドアポケットも左右に取り付けられています。
この他、運転席側に備わっているインパネアンダートレーは、サングラスなどの小物置きに便利な収納スペースです。助手席側は運転席側よりもワイドなインパネトレーが備わっています。
助手席側は座面下に設けられた収納スペースが特徴的です。助手席を利用しなければ、座面を前方へ起こして小物が収納できます。
多彩な収納力があるフロントシートですが、リアシートを利用する人も快適に過ごせるよう収納スペースが確保されています。
リアシートへ座る人のための収納スペースは、ドリンクホルダー付きのテーブル・ペットボトルホルダー付きドアポケット・シートバックポケットです(グレード別)。後部座席の人が、ペットボトルの置き場所に困ることもありません。
座る位置に関係なく、ドライブ時間を楽しめる内装が整えられています。
アウトドア好きの方の強い味方です。ハスラーのリアシート背面やラゲッジフロアは、水に強い素材でできているため、汚れ物を載せても素早く拭き取れます。レジャーで汚れた服や靴を積んでも気になりません。
ラゲッジフロアの下には、さらなる収納スペース「ラゲッジアンダーボックス」があります。ラゲッジアンダーボックスは防汚仕様です。取り外しができるため、拭き取りが難しい砂や泥汚れもそのまま水洗いができます。

収納スペースやカスタマイズが楽しめるハスラーですが、グレードによっても内装に差があります。さらに他の人と差を付けたいなら、特別仕様車もおすすめです。特別仕様車は、ハスラーらしさと落ち着いた印象を感じられます。
ハスラーは、グレードによって内装に違いがあります。グレードの中でも、より内装が充実しているのはXシリーズです。
Xシリーズのグレードは、主に8つの点で他のグレードとの差が見られます。
8つとは、本革仕様のステアリングホイール・リッド付きインパネアッパーボックス・ドリンクホルダー付きフロアコンソールトレー・ドアトリムカラーガーニッシュ・パーソナルテーブル・運転席2段シートバックポケット・UV&IRガラス・6スピーカーです。
ハイブリッドモデルの中でも、HYBRID XターボとHYBRID Gターボにはステアリングホイール部分にパドルシフトが装備されています。パドルシフトは、オートマチックトランスミッションやマニュアルトランスミッションとは一味違う乗り心地の体感が可能です。
マニュアルトランスミッションのようなクラッチ操作も不要ながら、自分のドライブフィーリングやタイミングに合わせてシフトダウン・シフトアップができます。
ハスラーには標準グレードの他、特別仕様車のJスタイルIIもラインアップされています。Jスタイルは、随所に高い質感を感じる装備が特徴的です。
たとえば、レザー調のファブリックシート表皮・ドリンクホルダー付のフロアコンソールトレー・チタニウムグレーのインパネカラーガーニッシュとドアトリムカラーガーニッシュ・レザー調ドアトリムクロス・メッキインサイドドアハンドル・ナノイー搭載フルオートエアコンが挙げられます。
キャッチコピー「遊べる軽」に加え、大人らしさを感じられる内装です。

ハスラーと比較されやすい車には、ダイハツのタフトがあります。ハスラーとタフトの内装の大きな違いは、シートアレンジの多様性です。
ハスラーは前席からラゲッジスペースまでフルフラットにできますが、タフトは後部座席とラゲッジスペース部分以外フラットにはなりません。
フルフラットにできるかどうかは、積載性だけでなく車中泊にも影響します。車中泊を考えている方は、ハスラーのほうが快適に過ごせるでしょう。

ハスラーのメーカーオプションには「全方位モニター」と呼ばれる、安全装備があります。
全方位モニターのメーカーオプション設定は、モニターを9インチにサイズアップする「全方位モニター付きメモリーナビゲーション」です。9インチモニターのメーカーオプションを選択すると、スピードメーター内のカラーディスプレイと連携されます。この連携により、カーナビの画面を注視する必要もありません。
カラーディスプレイには、カーナビの案内機能やエネルギーフローなどの車両情報が表示され、高い視認性を実現しています。
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