【水道水でもいいの?】クルマの「ウォッシャー液」は専用品じゃないと故障する? 正しい使い方とは
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 15
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一方で、「水道水を入れるのはやめたほうがいい」という否定的なコメントもあります。
まず目についたのは、水道水の不純物がウォッシャータンクや配管内での水アカ・詰まりの原因になるとするものです。
これは、水道水には地域によってカルキ(塩素)やミネラル分が含まれており、長期間使うとこれらがウォッシャータンクやホース内に白い水アカとして蓄積することがあるため、それを懸念したコメントのようです。
さらに、水道水だと冬場に凍結してしまい、それが故障の原因になるという指摘もあります。
都内で自動車に乗る男性は次のように話します。
「寒冷地でなくても、水道水を入れるのはおすすめできません。関東でも氷点下になることはないとは言い切れず、凍った水道水でウォッシャータンクやホースが破損する可能性があります」
専用のウォッシャー液は、気温が氷点下になっても凍らないように不凍剤(アルコールなど)が含まれているため、こうしたトラブルは起きにくいようになっています。
加えて、ウォッシャー液の洗浄効果に言及するような声もみられました。
「ウォッシャー液には油膜を取り除く成分が含まれているものが多く、水道水だけだとフロントガラスがギラつきやすくなる。鳥のフンのような汚れがついたときに水道水では物足りない」
特に、雨の日や夜間の運転では、フロントガラスの油膜が視界を妨げることがあります。
フロントガラスの汚れ具合によっては、水道水だけでは不十分なケースもあるでしょう。
(次のページに続く)
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