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ミニバンシェア拡大、3割超へ。その要因は?【ボディタイプ別売れ筋】

SUV:エクストレイル vs ヴェゼルの攻防続く

SUV部門の合計販売台数は3万7891台。市場シェアは16.7%で、前年に比べ0.7ポイント増加している。この1年の伸び率はミニバンに続くもので、9月は今年最高シェアを記録した8月に続く高水準となった。そんななか首位に立ったのは6944台を販売した「日産 エクストレイル」。2ヶ月ぶりの首位奪還だ。このエクストレイルの好調なセールスを支えているのは、5月に追加設定されたハイブリッドモデルで、全体の約45%を占めている。

2位は6311台を販売した「ホンダ ヴェゼル」。2015年上半期(1-6月)の新車販売に加え、年度の上半期(4-9月)でもSUV部門の販売第1位に輝いたが、この調子で行けば通年および年度でもトップに立てそうだ。

3位は「トヨタ ハリアー」。先月の2位からのランクダウンだが、前月からの伸び率は43.3%増と2位のヴェゼルを上回るほどで、競争力は衰えていない。この3台のSUVによる販売競争は冬のボーナス商戦まで続きそうだ。

4位と5位にはマツダの「CX-3」と「CX-5」がランクイン。そのCX-5とわずか10台差で「ランドクルーザー」がつけている。なおSUV部門はレクサスのフラッグシップSUV「LX」の投入や、「RX」のフルモデルチェンジなど新型の発表が相次いでおり、さらに賑わいそうな気配だ。

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