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ミニバンシェア拡大、3割超へ。その要因は?【ボディタイプ別売れ筋】

ハッチバック市場の縮小続く

9月のマーケット概況でもお伝えしたように、9月の全体の新車販売は前年比7.6%減とやや落ち込みが目立ったが、ボディタイプ別にみると、ミニバンが今年初めてシェア3割を達成するなど好調な部門もある。さっそく詳しい状況を見ていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

9月の日本メーカー乗用車(海外生産車も含む)の国内販売台数は軽自動車も含めて36万7538台で、前年に比べ7.9%減少した。ボディタイプ別に見ると、シェアの伸びがもっとも大きいミニバンは5.4ポイント増、逆にシェアの落ち込みが大きいのはハッチバックで6.7ポイント減。このほかは変動幅が1ポイント以下という結果で、ミニバンの好調ぶりが際立っている。

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