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世界初の9速AT、その実力はいかに?

世界初の9速AT、その実力はいかに?

横置きエンジン用に設計された、世界初の乗用車用9速AT。自動車メーカーの希望に応じて、スタート・ストップ機構やマニュアル変速を追加することも可能で、AWDやハイブリッドにも対応できる。ATだけではなく、CVTやDCTも競合になる。

マニュアルで操ってみるのも楽しい

そこで思い切って、アクセルを踏んで加速した後、いったん減速して、再び全開! なんてギクシャク運転をしてアラを探した結果、ようやくシフトダウンの遅れを感じた。つまり、2段シフトダウンを2回続けるか、いっぺんに3段落とすべきか判断に迷うときに、エンジン側の協調制御を待ってクラッチを繋いでいるためだろう。ただこれも、変速が遅れるだけで、変速ショックは感じられなかった。

363×482×386mmの大きさで78kgとより軽量・小型の「9HP 28」と、367×429×521mm/重量86kgの「9HP 48」の2機種でカバーできる範囲は200~480Nmと、小型車からSUVまで多種多様だ。今回テストしたイヴォークに搭載されるのは、より大きなトルクに対応できる「9HP 48」である。9.81という脅威のワイドレシオで、従来の6速ATと比べて10~16%の低燃費化ができるという。開発はFWDベースだが、4WDへの対応もバッチリ。加えて、アイドリングストップ機構も搭載できる。

と、ここまで低燃費を書き連ねてきて、覆すようだが、ATの多段化は環境に優しいだけではない。隣接する変速段の差を近づけられるのだから、動力性能の向上にもつながる。実際にフルスロットルで走らせてみると、元々、力強いトルクを発揮する2.0Lエンジンではあるが、この9速ATとの組み合わせによって加速感が高められている。それもそのはず、応答時間はたった150ms、変速速度は450msという機敏さだ。マニュアルで積極的に変速して、自由自在に操ってみるのも楽しい。

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