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二極化!? 国産5ナンバー車と輸入車が好調

輸入乗用車のシェアが拡大

2月の外国メーカー車の輸入車販売台数は前年比10.8%減の2万3317台で、2ヶ月連続のマイナスとなった。海外生産の日本メーカー車を含めると登録台数は2万7520台で、マイナス幅は12.0%に拡大する。このところ日本メーカー輸入車の落ち込みが目立つが、2月には海外生産の日本メーカー車では久々のニューカマーとなる「スズキ SX-4 S-CROSS」が導入された。今後その販売が伸びれば、マイナス続きだった日本メーカー輸入車の動きに変化が見られるかもしれない。

輸入乗用車ブランド別では、メルセデス・ベンツが、駆け込み需要直前との比較となるこの時期に前年比3.7%増の5257台を販売。しかしながら、5394台を売った首位フォルクスワーゲンには一歩届かず、後塵を浴びる結果となった。3位は前年比24.1%減の3155台を販売したBMW。これに前年比6%減の2568台を売ったアウディが続いた。

なお国産メーカーで前年を上回ったのは1ブランドだけだったが輸入車はBMWミニ(前年比27.9%増)、ジープ(同25.2%増)、ルノー(同9.7%増)、ジャガー(同21.1%増)、アルピナ(同48.4%増)、ロールスロイス(同60%増)などが前年を上回り、好調ぶりを披露。登録乗用車に占める外国メーカー乗用車のシェアは9.3%で、1年前に比べ0.6ポイントアップするなど、輸入車販売は好調だ。

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