二極化!? 国産5ナンバー車と輸入車が好調

軽と5ナンバー車がトップ20の大部分占める

2月の乗用車ランキング（軽乗用車含む）は、「トヨタ アクア」が2ヶ月連続で首位に。12月のマイナーチェンジがきいて、販売台数は2万2788台と絶好調だ。2位は2万0223台を販売した「ホンダN-BOX」で、前年比10.3％増とランキング上位10車のなかで唯一、前年を上回った。12月の「N-BOXスラッシュ」の追加が台数増に貢献したが、さらに2月にN-BOXシリーズ全体にデザイン変更を行うなど販売のテコ入れを行っている。これが3月のランキングにどう影響するか注目だ。

3位から5位までは「日産 デイズ」「ダイハツ タント」「ダイハツ ムーヴ」の3台の軽自動車がランクイン。このほか「トヨタ プリウス」（6位）や「ホンダ フィット」（7位）、「ホンダ N-WGN」（8位）、「スズキ ワゴンR」（9位）、「日産 ノート」（10位）などトップ10の常連がひしめき合っており、前年比17.9％増の「スズキ アルト」（10位→11位）や120.6％増の「マツダ デミオ」（11位→17位）といった人気モデルでさえトップ10から押し出されてしまう状況となっている。

なおトップ20のうち純3ナンバー車はプリウスのみで、軽は11車種、残り8車種は5ナンバー車（ヴォクシーとセレナはグレードにより3ナンバー車もあり）と、小型車人気の傾向が表れている。