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マスタングにMTモデル アメリカンスポーツ真髄

加速力重視のセットアップ

そもそもマスタングは、2010年秋に大掛かりな改良を受けている。V8 GTの心臓は、従来の最高出力319psの4.6リッターSOHCから、吸排気両方に可変バルブタイミング機構を備えた最新の5リッターDOHCに置き換えられ、最高出力は418ps、最大トルクは53.9kg-mを得るに至っている。

中でも今回試乗したV8 GTパフォーマンスパッケージは、そのギアボックスを6速ATから待望の6速MTに置き換えているのが最大の特徴だ。プレス資料を見ると「ファイナルギアレシオをローギアード化」と書いてあるが、スペックを詳細に照らし合わせるとMTのギアレシオはATに対して3速から上のギアすべてでそもそも低くなっていることが解る。要するに加速力重視のセットアップとされているのだが、そもそも53.9kg-mという大トルクを誇り、リアサスペンションはリジッドなのだ。スペックを見ただけで、一体どんな荒馬ぶりなのかと思わずワクワクさせられてしまう。

パフォーマンス向上に合わせてタイヤは前後ともワンサイズアップの255/40R19とされ、同時にアルミホイールも変更。ブレーキにはブレンボ製の大径ローター&キャリパーが組み合わされている。当然、サスペンションも専用品。アドバンストラックと呼ばれる横滑り防止装置も専用セッティングになる。

これにレッドカラーの本革巻ステアリング、レッドにホワイトのストライプが入れられたインテリアトリムや本革シートといった辺りが、その特別装備の概要である。

左側のドアを開けるとステップガードの「MUSTANG」の文字が点灯している。ブラックのインテリアに赤い挿し色が鮮烈。これで気分が盛り上がらないわけがない。そしてセンターコンソールに鈍く輝くのはアルミ製のシフトノブ。この季節、最初はひんやりと冷たく触るのも躊躇われるのは事実。けれど、それも儀式のようなものだと考えれば厳かな気分にすらなってくる。

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