大怪我を乗り越え再び輝きを取り戻した元王者。山本尚貴と母校・作新学院との大切な絆
掲載 carview! 文:編集部 2
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山本選手が参戦する全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)は国内最高峰のフォーミュラレースで、前身となる全日本F2000選手権が1973年に始まり昨年で50周年の節目を迎えた歴史と伝統がある。
レースの特徴は、徹底的なドライバーファーストのイコールコンディション。車両やタイヤ、エンジンスペックが統一され、ドライバーの実力やチームの戦略が勝敗に直結する。キーワードはドライバーが主役の「ヒューマン・モータースポーツ」だ。
現在使用される車両はF1直下のカテゴリーであるF2のマシンよりも速いと言われており、国内のトップドライバーだけでなく、F1への登竜門として“金の卵”であるF1候補生も多数参戦してきた。
さらに近年は、専用アプリ「SFgo」を使った映像配信やテレメトリーデータの共有、レース以外のイベントの充実や女子高生レーサーとしても話題となったJuju選手が参戦するなど盛り上がりを見せ、先日の第4戦富士では延べ5万人弱のファンが現地に足を運び、そのうちおよそ1万人もの子どもが来場するなど、着実にファン層を拡大している。
そんなSFに長年参戦する山本選手が母校・作新学院で講演するのは今年で3回目。今回は小学部の児童への講演に加え、所属する「PONOSナカジマレーシング」のメカニックである浅見邦彦氏とともに同学院高等学校 情報科学部 自動車整備士養成科で特別授業も行なった。
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