ミシュランがパイロットスポーツ4を発表。ロゴデザインにも新技術
掲載 更新 carview! 写真:日本ミシュランタイヤ、編集部
掲載 更新 carview! 写真:日本ミシュランタイヤ、編集部
日本ミシュランタイヤは新型スポーツタイヤ「MICHELIN Pilot Sport 4(ミシュラン パイロット スポーツ フォー)」を発表した。コンセプトは「ダイナミックグリップ スポーツタイヤ」。ドライブが好きで、高揚感が得られるダイナミックなドライビングを愉しみたい人々がターゲットユーザーになる。
発売は3月24日で、17~18インチの全14サイズでスタートする。価格はオープン。
Pilot Sport 4の特徴は、ミシュランがサプライヤーを務める「フォーミュラE」のレーシングタイヤの技術を数多く使っていることだ。フォーミュラE用タイヤは、18インチとレースマシン用としては大径で、ドライ/ウェット兼用デザインを採用するなど、革新的なコンセプトを打ち出している。そのメリットは、レースの先端技術を市販車により多く採り入れられること。いよいよその技術が本格導入されることになる。
例えば、「ウルトラ-リアクティブ・トレッドパターン」と呼ばれるパターンもそっくりで、タイヤ面における溝の比率(ボイドレシオ)はフォーミュラE用が26.4%、 Pilot Sport 4が26.5%とほぼ同一。新しいパターンはトレッド面に対する溝の面積を抑えることが可能になり、広い接地面とグリップ力が確保できるという。
4本のストレートグルーブで深水路面における縦方向の排水性を高める「ストレートグルーブ」。タイヤショルダー部分のプロファイルを最適化して、横方向への排水性を高めた「アンチ・サーフ・システム」。シリカとの結合を高めたエラストマーを使用して、ウェット路面でのグリップとブレーキング性能を向上させた「新コンパウンド」。これらもまた、フォーミュラEから技術フィードバックを受けている。
従来はレースタイヤやフラッグシップタイヤにのみ使われていた「ダイナミック・レスポンス・テクノロジー」も採用した。タイヤの骨格には「Pilot Super Sport」も使うアラミド繊維とナイロンベルトのハイブリッド・ベルトが採用され、路面との密着性を向上。コントロール&応答性が高められている。
こうした技術によって、MICHELIN Pilot Sport 4は国内のテストコースにおけるウェット路面の走行実験で、市販中の従来モデル「Pilot Sport 3」を最速ラップで1.7%、平均ラップで2.3%短縮するタイムを実現している。
タイヤサイドウォールのデザインにも注目だ。ロゴ部分(MICHELIN Pilot Sport 4)に採用された「プレミアムタッチデザイン」と呼ばれるベルベット加工は、タイヤ金型に微細な凹凸処理を施して、光の反射を抑えた深い黒を作り出すことで、ロゴ部分を浮き立たせる技術。「Pilot Sport Cup 2」から採用した独自のデザイン技術として、プレミアムな外観を演出しているとミシュランは胸を張る。
次のページ>>サイズラインアップ
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「1度無罪になっているのがおかしい」の声も… 中3男子の死亡事故、ひき逃げ「無罪」から一転、懲役6か月の実刑確定! なぜ判決が覆ったのか? 元警察官が解説
ハードボイルドに乗りこなしたいバイク初心者におススメ! 250ccのアメリカンバイク5選
ビニャーレス、KTMへの適応はまずまずも「タイムアタックはまだ欠けている」
「Eクラス風」グリルで高級化? メルセデスベンツ『Cクラスワゴン』改良新型、ここが変わる!
トヨタ/GR、開幕2戦で連続1-2フィニッシュ「これ以上は望めないシーズンスタート」とラトバラ代表/WRC
5速MTのみ! ダイハツ「“激ハヤ”コンパクトカー」がスゴかった! 高性能4WD×「930ccターボ」搭載! ムダ装備全カットで色気“ゼロ”の「走り特化型 ブーンX4」とは
FIAの言葉狩り、コックピット内の無線までは「やり過ぎ」とサインツ反発。お口チャックで個性消滅?
色鮮やかな「鯉」が車内を泳ぐ、中国文化にインスパイアされた特別なベントレー発表
375拠点の充電施設の利用が可能になって利便性も爆あがり! レクサスが充電サービスでポルシェ・アウディ・フォルクスワーゲンと連携
三菱自とKDDI、スマホアプリ「ミツビシモーターズ」を共同開発 PHEVなどの車載通信機能が利用可能
豊田章男会長「悔しさはまだまだ残ると思う」と2位勝田貴元を激励/WRC第2戦後コメント全文
【第44回JAIA輸入車試乗会】メルセデスAMG GT43クーペ 総合力の高い正統派
4月の「トランプ砲」で危ないのはトヨタとマツダ? メキシコ&カナダ関税も影響大な日本車事情
【水道水でもいいの?】クルマの「ウォッシャー液」は専用品じゃないと故障する? 正しい使い方とは
“売らない”はナシでしょ! 市販化未定「ミライース」の“GR仕様”に盛り上がるネットの声まとめ
【無いのが不思議!】軽自動車でフルハイブリッドという“最強の組み合わせ”はなぜ存在しないのか?
【どっちが好み?】間口の広い「GRカローラ」か硬派な「シビックタイプR」か…色々比較し見えた共通点と相違点
【あなたはどっち?】クルマの購入は計画的に! 買うなら「ローン」か「一括」か問題を考える
クルマ好き男性にそっと教えてあげたい。同乗女性からの“格付け”をガタ落ちさせる「ヤバい仕草」4選
【すでに販売枠終了の噂】新型「GRカローラ」日本初公開。台数制限ナシでもまた買えないのか…?
【アルヴェルオーナー必見】「レグノ」の新作「タイプRV」は、後席の快適性爆上がり+運転も楽しめるタイヤだった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!