人気のシエンタとフリードの違いとは。おすすめグレード・オプションを解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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堅調な人気を誇っているトヨタ車ラインアップの中で、特にファミリーカーとして支持を集めている車種がシエンタです。シエンタは3列シート・スライドドアを搭載したコンパクトタイプのミニバンです。
人気の理由はどこにあるのでしょうか。おすすめのグレードを実際のオーナーレビューとともにご紹介します。シエンタと比較されることが多い車種は、ホンダフリードです。ここでは両車の違いについても解説します。それぞれの特徴を把握して、自分に合う車種を選んでみましょう。
目次
さまざまな車種が販売されている中で、日本の道路事情に合ったコンパクトサイズ車の人気は安定しています。中でも、乗り降りしやすいスライドドアや3列シートのミニバンは、子育て世代や多人数でドライブする機会が多い方に人気です。
5ナンバーサイズで運転しやすいとの声が高いトヨタ シエンタも、発売以来高い人気を維持しています。どのような魅力があるのでしょうか。主な特徴を解説します。
シエンタは、おしゃれなスタイルのミニバンとして2003年にデビューしました。5ナンバーサイズながらも両側スライドドア・3列シート・7人乗りで、他の車に引けを取らない空間効率のよさを実現しています。
2015年にフルモデルチェンジされた2代目が現行型です。2018年のマイナーチェンジでは、車中泊仕様のニーズに応えるべく、2列シート・5人乗りモデルを新設定しました。現行モデルになって7年目に入った2023年の現在においても、新車販売台数上位を維持し続けています。
幅広い層のニーズを常に意識している、トヨタの販売戦略が功を奏しているといわれており、コンパクトミニバンのカテゴリにおいては、シエンタは、トップクラスの人気です。
シエンタが支持されている理由はいくつかあります。
5.2mの最小回転半径は、狭い路地が多い日本の道路事情でもスムーズに運転できます。両側スライドドアのため、子供やペットの乗り降りがしやすく、隣の車にドアをぶつける心配もありません。ベースグレード以外のグレードには、ドアロック予約機能が標準装備されています。
使い勝手のよさが随所に見られるシエンタは、新車価格を200万円台に抑えていることも人気の理由です。
シエンタと同じコンパクトミニバンで比較されることが多い車種が、ホンダ フリードです。フリードも人気があり、好調な販売台数を記録しています。シエンタより全高が高いものの、同じ5ナンバーサイズで取り回しがよい車です。
2008年にデビューし、2016年にフルモデルチェンジしました。トヨタ シエンタとホンダ フリードには、どのような違いがあるのでしょうか。主な特徴をご紹介します。
シエンタとフリードは、どちらもガソリンとハイブリッドの2種類エンジンを用意しています。また、2列シートと3列シートのモデルが用意されていることも共通しています。
燃費性能について同じ条件で比較してみましょう。下記表から分かるように、シエンタのほうが燃費性能がよく、新車価格が安く設定されているため、コストパフォーマンスに優れているといえます。
【ハイブリッド/2WD/3列シート】
【シエンタ】
【フリード/2WD/3列シート】
シエンタとフリードでは、設定されている乗車人数にも違いがあります。フリードのベースグレード・ガソリンモデルは、5人乗り仕様がメインになります。
一方、シエンタのベースグレード・ガソリンモデルは7人乗り仕様を選択可能です。7人乗りのミニバンが180万円台で購入できるため、できるだけ支払総額を抑えたい場合はシエンタのほうがお得といえます。
シエンタとフリードを比較すると室内寸法では、フリードのほうが、50cm程度長く設計されています。
3列シートモデルでの大きな相違点は、3列目シートの収納方法です。フリードは、大抵のミニバン同様、左右跳ね上げ式のシートを採用しています。
一方、シエンタは2列目シート下部に収納できる設計です。そのため、ラゲッジスペースをフルに活用でき、広い収納スペースを確保できます。
【ハイブリッド/2WD/3列シート】
【シエンタ】
【フリード】
ボディカラーのラインアップにも違いがあります。2023年8月現在、シエンタに用意されているボディカラーは、モノトーンが標準設定7色・ツートーン2色の全9色です。ツートーンや、近年人気が高いキャンプシーンにも合うボディカラーを選べることは魅力といえます。
フリードには、全9色用意されています。そのうち、有料ボディカラーが5色です。カラーにより価格が異なるため確認しましょう。シエンタのほうがボディカラーの選択肢が多いため、自分らしさを表現したい方に人気があります。
車を購入する際に悩むことのひとつは、ボディカラーの選択ではないでしょうか。
リセールバリューを考慮して定番の人気色を選ぶ人もいれば、自分らしさを表現する方法として好きな色を選ぶ人もいます。購入後の変更は難しいため、慎重に検討しましょう。
2022年8月登場の3代目シエンタは、毎日の暮らしによく馴染む「四角くて丸い」シルエットが特徴です。見るたび、乗るたびに愛着のわくスタイルは自由なスタルをが楽しむさまざまなカラーバリエーションがそろっています。
他車同様、白・黒・シルバーは、リセールバリューが高い定番カラーとして人気があります。一方、現行モデルのイメージカラーは、アウトドアを意識したアーバンカーキです。
あたたかい印象のベージュは、飽きにくいカラーで普段使いに人気があります。シエンタ公式サイトの見積もりシミュレーションを利用して、好みの色を選んでみましょう。
オプション選びも購入時に悩むことが多いのではないでしょうか。メーカーオプションであれば、変更や追加ができません。そのため、事前の慎重な判断が必要です。
シエンタで人気のおすすめオプションのひとつはコネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオです。10.5インチの画面が大きくて見やすいことと、車載ナビ使用が6年目以降も無料で利用できます。(通常の8インチディスプレイオーディオの場合6年目以降からナビの使用料金が必要になります)
他のおすすめオプションに、天井サーキュレーターがあります。後部座席に子供が座る機会が多い人には特におすすめです。シエンタでは後席にエアコンの吹き出し口がありません。そのため、天井サーキュレーターを使えば、後部座席へ涼しい風を送ることができます。
幅広いニーズに合わせたグレードラインアップがシエンタの魅力ですが、どれが自分に合うのか悩む場合は少なくありません。おすすめの人気グレード3選と実際のオーナーレビューをご紹介します。購入時の参考にしてください。
シエンタの人気グレードは、ベースグレードGの7人乗り・ハイブリッドモデルです。ワンタッチスイッチ付パワースライドドアが標準装備されています。
基本スペックは下記のとおりです。
carview!の評価レビューには、満足している点として『しっかりしてて、スイスイ曲がる操縦性。落ち着いた乗り心地。静かさ』が挙げられています。
7人乗りのGは、最上級グレードです。ハイブリッド(2WD・4WD)・ガソリン(2WDのみ)両モデルを選べます。サポカー相当の安全性能が標準装備され、視認性に優れたライト周辺の充実した装備が魅力です。
7人乗りG(2WD/4WD・ハイブリッド)の基本スペックは下記のとおりです。
carview!の評価レビューには『年数回の帰省で、現地で親を乗せる時など、時々7人乗りにできるのが、とても便利。三列目が完全に格納できるのが、魅力的でした。』との声が寄せられています。
Xグレードのガソリンモデルも人気です。他グレードに比べて価格が安く設定されていますが「Toyota Safety Sence(トヨタセーフティセンス)」は標準装備です。シンプルな黒の内装で、ウレタンステアリング・アナログ仕様メーター・4.2インチディスプレイを装備しています。
X (2WD/ガソリン)の基本スペックは下記のとおりです。
carview!では『程よくコンパクトで取り回しも良い。便利な車』との評価レビューが見られます。
シエンタは人気が高く新車販売台数が多いため、中古車市場にも多数流通しています。好きなグレードやボディカラーのシエンタを、中古市場で見つけて乗っている方も多い傾向です。
シエンタとライバル車フリードの新車価格と中古車市場をご紹介します。
トヨタ シエンタのガソリンモデルは、ハイブリッドモデルと比較して新車価格設定が抑えられています。現行モデルの新車販売価格は、195万円~256万円です。
2023年8月20日現在、シエンタ全体の中古車相場価格は5万円~363万円となっています。
ハイブリッドモデルは、燃費性能がよいため、毎月の維持費を抑えられるメリットがあります。購入総額は高めであるものの、長期的に見た総額を計算して購入するという選択肢も検討してみましょう。
新車価格は、238万6,500円~310万8,000円に設定されています。2023年8月20日現在の中古車相場価格は68万2,000円~418万円です。検索する際には、条件をハイブリッドに絞ってみましょう。
シエンタと比較されることが多いコンパクトミニバンのホンダ フリードは、2019年10月にマイナーチェンジしたモデルが現行モデルです。
新車販売価格は、ガソリンモデルが199万7,600円~297万2,200円、ハイブリッドモデルが246万8,400円~302万7,200円と設定されています。2023年8月20日現在、フリード全体の中古車相場価格は9万8,000円~329万円です。
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