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ドゥカティ パニガーレV4 Sはライダーの五感に響くけど公道じゃほとんど試せない…

日本自動車輸入組合(JAIA)主催の2輪車試乗会に参加してきました。試乗するのはもちろんすべて輸入車。その中で気になったモデルをチョイ乗りしたのでレポートします。

2017年11月に発表された「ドゥカティ パニガーレ V4」は、それまでの長い歴史を刻んできた伝統のLツインエンジンからV4エンジンに転換し、話題になりました。

今回試乗した「パニガーレ V4 S」はその「パニガーレ V4」にアルミ鍛造ホイール、オーリンズサス、小型軽量なリチウムイオンバッテリーとETCを装備し、パニガーレ V4の265万9000円に65万1000円プラスして331万円としたモデルです。

174kgと軽量な車体にまたがりセルを回してエンジンスタート。214psを発揮するV4エンジンはMotoGPゆずりの不等爆発を採用しているため、それまでのLツインとは少し違う、多少連続的ではあるものの鼓動感のある大きめな音と振動でアイドリングします。水温が上がると後ろバンクの2気筒が休止するそうですが、今回はチョイ乗りのため確認できませんでした。

走り出すと低速・低回転域で高いギアを使っても加速してくれるので、一般道などでも扱いやすそうです。以前乗った「1299パニガーレ」より扱いやすいという印象を持ちました。そしてこのモデルに装備された電子制御のオーリンズは、舗装の粗い路面やアンジュレーションを的確に吸収し、バンク中のライントレースのみでなく、低速時にも安定した思い通りのライディングを可能にしていました。

回転を上げていくとと鼓動感と迫力のある音が連続的なものに変化していき、ライダーのアドレナリンとともに力強く加速していきます。高速道路でも法定速度領域で体感できるのはほんの一瞬です。

他のスーパースポーツモデルと比較すると、高回転向きのトルク特性や前傾がキツメなポジション、高めのシート高など、日常の移動手段や公道走行に適したモデルではないかもしれませんが、高い運動性能やライダーの五感に響くインパクトは、スタイリングも含め新しいパニガーレらしさを楽しむことができるのではないでしょうか。

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