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パワートレーン一新! 新型Bクラスの走りは?

新開発1.6リッター直噴ターボ&7速DCT採用

とはいえ先に“溢れるほどのトピック”と記したようにメカニズムは新開発のオンパレードとなる。特にエンジンは新たに1.6リッターというメルセデス・ベンツとしては最小となる排気量の直噴ターボを搭載した。このエンジンは横置きだけでなく縦置きとしても使えるものだそうで、B180は最高出力122ps/最大トルク200Nm。B200では156ps/250Nmとなる。

さらにこのエンジンに組み合わせるトランスミッションも3年かけて開発した内製かつ完全新設計となる7G-DCTと呼ぶデュアルクラッチトランスミッションを採用した。このトランスミッションは“メルセデスらしい”快適性や質感を手に入れるために湿式クラッチを採用しており、当然アイドリングストップ機構であるスタートストップ機構も盛り込まれる。3軸式となるこのコンパクトなトランスミッションは今後、より高トルク(約400Nm)に対応する他、4WDの派生も簡単に行えるという。

さらにシャシーも大幅に変わっている。フロントサスペンションはストラットだが、リアは新たに4リンクとなった。これはサンドイッチ構造をやめたためにサスペンションの配置の自由度が高まったため。さらにジェイテクト製の電動パワーステアリングもモーターをラックに取り付けるタイプへと変更したことによって、エネルギー消費を最小にしつつもより優れたフィーリングを狙ったものとしている。

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