フェラーリ599後継現る コードネームはF152
掲載 更新 carview! 写真:SCOOPY
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2011年3月にジュネーブ・モーターショーで、初の4WDのシューティングブレークであるFFを発表して注目を集めたフェラーリが、2012年3月の同ショーで再び脚光を浴びる事になりそうだ。コードネーム「F152」と呼ばれる新型フェラーリがいよいよ登場すると言われているからだ。
F152は、FRグランツーリスモである599の後継モデルとして開発されている。完全にカモフラージュが施されたプロトタイプの画像からは、そのディテールが確認できないが、噂によればカリフォルニアやFFの流れを汲むスタイリングになるという。また、アルミニウムを多用した軽量設計の先進的なモノコックボディを採用したほか、ローンチコントロール機能を備えた7速デュアルクラッチ・トランスミッションや、F1由来の電子制御ディファレンシャルを搭載しているという。
パワーユニットはFFの6.3リッターV12直噴エンジンをベースに、さらなる改良が加えられたものを搭載する模様だ。注目の最高出力はFFの660psを大きく上回り、700ps以上になると言われている。一部にはハイブリッドカーになるのでは、という予想もあったが、どうやらそれは無いようだ。ランボルギーニの最新作であるアヴェンタドールLP700-4を意識して700psオーバーとしたようにも思えるが、フェラーリはこれを否定している。
ちなみに市販モデルの車名は「F620」になると言われている。発売は2012年末になる見込みだ。
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