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新型 C4ピカソ&グランドC4ピカソに海外試乗

インテリアも大きく変化

今回のモデルチェンジでは、外観と同じかそれ以上にインテリア、ダッシュボードまわりの変化が大きい。引き続きセンターメーターを採用するのだが、メインのディスプレイが12インチと大きく、スピード、回転、オーディオ/ナビ、トリップなどの情報を一括して表示する。また、その真下に7インチのタッチパネル式のディスプレイがあり、エアコンをはじめ、ほとんどの操作をタッチ式で行う。

走行中に必要な操作のためのスイッチはステアリングのセンターパッドにもあって、手を離さず操作が可能だが、現行型とは違って、パッドもリムと一緒に回るタイプになった。ATの手動変速はパドル(固定式)で行うが、パドル自体は動かず一部がスイッチになっているだけのタイプなので、操作感は相変わらずイマイチ。ま、積極的に手動変速したくなるクルマではない。

ところで、ディーゼルは日本に入るのか…。今回のディーゼルエンジンはPSAとして初のユーロ6適合エンジンなので、手を加えれば日本のポスト新長期規制にも適合させられる可能性はある。「まずガソリンのATのみを入れ、その1年後くらいになんとか導入したい」とインポーターは言うが、新型C4ピカソの導入自体、1年後の2014年秋なんだから、今から準備して同時にドーンと入れてほしいもの。ただし、これは技術的な問題というより、戦略的なもので、プジョー・シトロエン・ジャポンとしては、日本で最初のディーゼル車はおそらくピカソより先に日本に導入され、より台数の見込めるプジョー308で、ということなのだろう。

いつだったかどこの国の雑誌だったか、いいことを書いていた。「スポーツカーは男らしさをアピールしたい男の乗り物で、ミニバンはすでに男らしさを証明する必要のない男の乗り物である」と。僕を含む世の多くのミニバンユーザーにとってこれ以上の慰みはないが、シトロエンは、背高の5シーターや、それをストレッチした7シーターは果たしてセクシー足り得ないのか? とC4ピカソで問いかける。たとえハイドロじゃなくても、ドイツのエンジン、日本のトランスミッションを載せようとも、この姿勢がある限り、シトロエンはいつまでもフランス車らしさを保てるのではないかと、僕なんかはそう思う。

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