「最新のアルヴェルはしばらく乗っても売れば儲かる」。庶民も惑わす“転売術”はどこが危ないのか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 159
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そんな「わからない状況」のなかで中古車売買のプロたちは、ほんの少しでも確実な未来を知ろうと24時間・365日に近いレベルで相場を徹底的に研究し、しのぎ合い、ときには騙し合ったりもしながら、自前の資金を張って勝負に出ている。
または、相場が弱いと見れば微益または微損の状態で撤退し、己の資金を守るという地味な戦いもしている。
大儲けすることもあるだろうが、それと同時に大損や破産をぶっこく可能性も常にあるという、過酷でプロフェッショナルな世界だ。
そんな状況のなかに我々素人が、ネットやSNSで聞きかじった知識だけをベースにのこのこ参戦しても、まぁ“場”が良いおかげでたまたま勝つことはあるだろうが、普通は勝てない。
焼かれて終わるだけだ。誰もが簡単に相場で儲けられるならラクでいいのだが、なかなかそうもいかないのがこの世の中である。
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ということで「アルヴェルで儲けようとするアマチュアの努力は無駄だから、やめといたほうがいいですよ」という結論になるわけだが、これはもちろん「40系アルファードまたはヴェルファイアを買うのは無駄だから、やめといたほうがいいですよ」という意味ではない。
新車であろうが中古車だろうが、品質や自分の価値観に見合った価格で現行型アルヴェルを入手できたならば、ただただそれを普通に使い、しかるべきタイミングでごく普通に売却すればいいのだ。
そういった使い方であっても40系アルヴェルのリセール価格は――儲かることはないにしても――普通に高額ではあるはず。
そしてそれより何より、あの出来の良いミニバンと数年間を普通に過ごした日々の記憶こそが、ユーザーにとっては一番の“儲け”になるはずなのだ。
<終わり>
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<写真:トヨタ>
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