アウディの最上級SUV「Q8」は後席もラゲッジもしっかり使えるSUVクーペだった
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、アウディジャパン
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、アウディジャパン
インテリアに目を向けると、ドライバー前面のメーターパネルはフルデジタルディスプレイの「アウディバーチャルコックピット」が、センターパネルには上下2段のタッチパネル式の大型液晶ディスプレイ「MMIタッチレスポンス」が搭載されています。
ナビやインフォテインメント、空調などの各種操作は、この「MMIタッチレスポンス」で行うため、センターパネル上のスイッチ類が極端に少なくなっていて、イグニッションスイッチがオフになると、上部ディスプレイが周辺の黒い光沢パネルと同化した一枚のパネルのように見える仕掛けとなっています。
こういったクーペスタイルのモデルで気になる後席の居住性に関しては、Q7より30mm低い全高ながらも常識的な範囲のルーフラインのおかげで、2列シート5人乗りの車内には十分な居住空間が確保されていると感じました。身長183cmで座高の高さには自信のある編集が後席に座ると、頭上には30mmほどの余裕があり、座面も右40:左60で分割してそれぞれ100mmスライドできるので、最大限後ろに下げればちょっとしたリムジン気分が味わえます。
ラゲッジスペースは、いかにも几帳面で使いやすそうなスクエア形状で、リアガラスの角度が寝ているにも関わらず、通常時605リッター、40:20:40分割の後席背もたれをすべて畳めば1755リッターとなり、いざという時にはかなり使えるスペースとなることでしょう。
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