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秋のMCで大幅チェンジ 新レジェンド撮り下ろし

■エリシオン風にグリルを大型化

世界初の四輪駆動自在制御システム・SH-AWDの搭載で話題となったホンダの旗艦、レジェンドがこの秋、4年ぶりにビッグマイナーを迎えている。

エクステリアではフロントグリルの大型化や前後ランプの形状変更、トランクフードがスポイラー一体型になるなど、ルーフ・サイドパネル・ドアを除く外板を大幅変更。アルミホイールも新デザインだ。インテリアではインターナビシステムが最新版にアップグレードされ、燃料消費の少ないルート案内や、ETC割引額優先ルート案内に対応した。

■V6ユニットは排気量拡大

パワーユニットは3.5リッターV6から、3.7リッターV6へと200cc排気量を拡大。排気側にもVTECが加わったことで最高出力は300ps/6200rpm→306ps/6300rpm、最大トルクは36.0kg-m/5000rpm→37.7kg-m/5000rpmに向上した。トランスミッションは従来通りホンダ内製のパドルシフト付・5速トルコンATで、排気量増大に伴い10・15モード燃費は8.6km/リッター→8.5km/リッター(I は8.8km/リッター)とわずかに低下している。

また、四駆システムのSH-AWDは1速ギアから制御が入るようになり、日常域での旋回性能も高められているという。

■さらに充実した先進装備

VSA(ホンダ版横滑り防止システム)とEPS(電動パワーステアリング)の協調制御によって、車両の挙動が乱れた場合、安定方向にステア操作をアシストするモーションアダプティブEPSは、オデッセイやアコードに先駆けてこのレジェンドが初搭載している(搭載グレードはI のみ)。

また、歩行者との衝突時にボンネットフード後部を瞬時に持ち上げるポップアップフードシステムも、ホンダ国内販売モデルとしては初めて標準採用された。

その他、レジェンドの十八番といえる先進技術は相変わらず満載で、ヘッドライトの配光を左右にコントロールするAFSが全車に標準装備されるほか、2つの赤外線カメラで歩行者を認知するインテリジェント・ナイトビジョンシステムや、レーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロール、プリクラッシュセーフティシステムなども、I にオプション設定される。サイド&サイドカーテンエアバッグは全車標準だ。

■日本専用グレードのユーロを設定

新グレードのユーロは、外装にブラッククロームメッキパーツや18インチアルミホイール、内装に本革&木目調ステアリングホイールやATセレクトレバー、シートは本革×スウェードに赤のダブルステッチとするなどスポーティイメージを強調する。※写真は全てユーロ S。

価格はレジェンドが555万円~665万円、レジェンド ユーロが593万円~635万円。月販売目標台数は100台。

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