上半期ナンバーワンはプリウス、軽はN-BOX【マーケット概況・6月】
掲載 更新 carview!
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6月は新車販売が伸びる月ということもあり、販売上位5モデルが1万台を超えてきた。なかでも首位のプリウスは、2万8785台と3万台に迫る勢い。前月比で7000台以上台数を伸ばした。上半期累計でもダントツの1位だ。
2位は、1万5622台を販売した「ホンダ N-BOX」。6月は「トヨタ アクア」を上回り、ランクアップを果たした。2016年の軽ナンバーワンを狙うN-BOXは、ライバルの「ダイハツ タント」を4カ月連続で凌駕し、上半期の累計では軽の販売トップに。総合でも2位で折り返し地点を迎えた。
3位アクアは、N-BOXにこそ抜かれたが、1万5041台の販売台数は、デビューから4年半も経っていることを踏まえると驚異的といえるだろう。同じハッチバックのライバルで、2013年9月発売とアクアより後に登場した「ホンダ フィット」(9936台/総合6位)を販売台数で上回っている。
同様のことは3列シートのコンパクトワンボックス市場でも起こっている。2014年1月に登場した「トヨタ ヴォクシー」(7278台/総合12位)は、後発の「ホンダ ステップワゴン」(2015年4月発売)などを上回り、セグメントリーダーの座を維持。充実した販売ネットワークの強みを生かして息の長い人気を保っている。
そのトヨタが唯一まだ手を付けていないのが小型クロスオーバー市場。現状では「ホンダ ヴェゼル」(7184台/総合13位)が市場をリードしており、スズキも「イグニス」で参入。今後ますます注目の市場となりそうだ。

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