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輸入コンパクトSUV本命 VW・ティグアンに試乗!

ゴルフ譲りの上質なドライブフィール

シートに座り、ドライビングポジションをとって最初に感じたのは、ゴルフと比べて着座ポイントが高めで見晴らしがいいこと。ダッシュボードまわりのデザインが同じことを含め、ゴルフプラスを連想させる。その他、シートアレンジメントや、容量470~1510リッター/最長2.5mという荷室容量も、ゴルフプラスの395~1450リッター/最長2.3mという値に近い。ミニバンは必要ないがゴルフではちょっと狭い、という人にとってゴルフプラスはちょうどいいクルマだったが、あえなくカタログ落ちしてしまったのは、おそらくティグアンとオーバーラップする部分が多かったためだろう。

逆に言うと、ティグアンはSUVでありながらもゴルフプラスと同じような気楽さで扱えるクルマと言っていい。全幅こそ1800mmを超えるが、4460mmという全長は街中でもまったくストレスを感じさせないし、乗り味もきわめて乗用車的。乗り心地、静粛性、ステアリングの反応、動力性能…どれをとってもティグアンには大きく重いSUVがもつ過剰さ(それもまたSUVの魅力の一片だが)がない。まさに、ジャストサイズの乗用車に乗っているような気楽さで付き合えるSUVなのだ。

もちろん、そういうクルマは他にもある。トヨタRAV4も日産エクストレイル&デュアリスもホンダCR-Vも徹底的に乗用車ライクだ。そんななか、ティグアンのアドバンテージとなるのは前のページで書いた部分。ゴルフ譲りの上質なドライブフィールだ。カッチリとしていて気持ちよく背筋が伸びるシートの座り心地、高いボディの剛性感、抜群にスムースで正確なステアリング、しなやかな乗り心地、4気筒としてはトップクラスのスムースさと扱いやすいフラットなトルク特性をもつエンジン…どこをとっても出てくる感想は「さすが」というものばかりなのだ。

非日常領域での性能も文句なしに高い。ペースを上げてワインディングロードを走っても、ティグアンはグンと腰を沈めた安定した姿勢でコーナーをクリアしていく。高速直進性に関しては、以前アウトバーンを走ったときの感想をお伝えするのがいいだろう。オーバー200km/hというとんでもない速度域でも、ティグアンはドライバーにプレッシャーをまったく与えることなく、鼻歌まじりの走行を実現してくれた。

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