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日産リーフと4WD版ノートe-POWERでモーター駆動の低ミュー路での強さを実感

日産リーフと4WD版ノートe-POWERでモーター駆動の低ミュー路での強さを実感

ノート e-POWER メダリスト フォー ブラックアロー 4WD

簡易的4WDでも生活四駆としては十分なノートe-POWER

もう一台、関心をもって乗ったのは、ノートe-POWERに追加された4WD仕様だ。2012年秋に発売された現行ノートが、発売から6年半も経った18年に初めて登録車販売台数ナンバー1に輝いたのは、途中でシリーズハイブリッド・システムのe-POWERが採用されたからにほかならない。変速がなくスムーズでシームレスな加速に代表されるモーター駆動の乗り味を、充電する必要なく味わうことができ、燃費もよいというのがウケた。19年の1月単月の販売台数も登録台数トップだ。

そのノートe-POWERにこのほど4WDが追加された。この4WD版ノートe-POWERでも雪上を走らせた。走行時のEV感はFWDのノートe-POWERの印象と同じでなめらか。e-POWERと組み合わせられる4WDの仕組みは、プロペラシャフトによってフロントモーターの駆動力をリアにも配分するタイプではなく、リア車軸に独立した小型モーターが配置され、発進から30km/h程度に限って後輪を駆動するというもの。かつてマーチなどに設定されたe-4WDのシステムを流用している。

e-POWERと組み合わせられる4WDシステムは、発進をアシストするのに徹した簡易的な4WDであり、状況に応じて前後トルク配分が細かく変化するような複雑な仕組みをもっているわけではない。リアのモーター駆動は30km/h程度までしか作動しないので、速度が乗った状態ではFWDと同じ。高速走行時にスタビリティを高める効果はない。それでも毎回気を使う雪道での発進が容易になるのはありがたい。実際、FWD車ではトラクションコントロールのお世話になりながらじわじわ発進するような場面でも4WD版ノートe-POWERだとスムーズに発進できた。生活四駆としては十分だ。

今回、リーフとノートe-POWERを雪上で走らせてみて、モーター駆動のクルマは低μ路に強いということを実感した。e-POWER車にはe-Pedal(ややこしい…笑)は備わらないものの、モーター駆動ならではの回生ブレーキの強さ、反応のよさによって、低μ路でもスムーズに減速しやすい。e-Pedalが備わるリーフに4WDが追加されれば理想的だ。

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