ホンダ NSXタイプSの内装とは?【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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ホンダ NSXタイプSは、2016年から発売されているNSXの最終モデルです。初代のコンセプトである「人間中心のスーパースポーツ」を継承しています。ホンダ独自の「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用しているなど魅力が満載です。
限定車であるタイプSの内装は、どのようなものになっているのか気になる方もいるでしょう。この記事では、NSXの最終モデルであるタイプSの内装についてご紹介しますので参考にしてください。
目次
NSXの最終モデルであるタイプSは、特別仕様となっています。初代のコンセプトを引き継ぎ進化した外装はもちろん、内装も特別仕様になり初代より磨きのかかった魅力が満載です。
この項目では、タイプSについての情報や外装・内装についてご紹介しますので参考にしてください。
ホンダを代表するスポーツカーNSXは、2021年7月に生産終了されています。NSXの人気を受けて、ホンダは2021年8月に特別モデルのNSXタイプSを世界に初公開しました。全世界で350台と限定され、国内では30台のみの販売となっています。
NSX専門のディーラーである「NSX PERFORMANCE DEALER」で申し込みを開始しており、2022年7月に販売予定です。しかし、現在は生産台数30台の予約が終了しています。
NSXタイプSの車体サイズは、全長4,535mm×全幅1,940mm×全高1,215mmです。初代と比べ、よりワイドで低いスタイルを際立たせています。加速性能やコーナリング性能などの向上に加えて、空力抵抗や冷却性能を徹底的に追求したデザインです。
最先端のシミュレーションや風洞・走行試験を幾度も行い、運転者と車の一体感を高めています。そのため、より運転する楽しみや喜びを感じられるよう設計されました。
また、ホイールやリアフェンダーパネル、黒基調のヘッドランプやリアコンビランプ、ドアミラー、ドアハンドルなどが専用デザインとなっていることも魅力です。
NSXの室内サイズは、室内長970mm×室内幅1,525mm×室内高1,045mmです。走行性能や操縦時の安定性を高めるため、主要システムをコンパクトにし、車の中心に配置しています。このことにより、室内空間が広くなり、大柄な方でも運転しやすいスペースを確保しました。
また、インテリアではシートカラーの種類が豊富になっており、ヘッドレストには「NSX」の刺繍が施されています。世界にひとつしかないナンバーが刻印されたプレートを採用されている点が特徴です。
NSXタイプSでは、運転席周りの内装も特徴的です。ルーフライニングやピラーガーニッシュなどに高級素材のアルカンターラが使用されています。そのため、落ち着いたインテリアでドライブを楽しめる点が魅力です。そのほかのインテリアにもこだわりがあります。
この項目では、運転席周りの内装についてピックアップしてご紹介しますので参考にしてください。
タイプSのコックピットにあるインストルメントパネルは、アルミ押し出し材が配置され、軽量化かつ強度があってデザイン性も高められました。さまざまな機能が搭載された、マルチインフォメーション・ディスプレイも搭載されています。
中でも特徴的なのが「タイヤ空気圧警報システム」です。空気圧低下の際にはタイヤの位置とともに警告を表示してくれます。
タイプSのステアリングとペダルも特別仕様です。
厳選された革素材を使用し、手に馴染むステアリングホイールはインナーフレームにマグネシウム材が使用されています。慣性重量を減らし、優れた剛性感も確保しているため、ハンドル操作がストレスなく機敏に行えるでしょう。
シフトチェンジによる走りが楽しめる、パドルシフトも搭載されています。足元にもこだわり、アルミ製のスポーツペダルとフットレストが採用されている点も特徴です。
NSX タイプSには、万が一に備えた7つのエアバックが搭載されています。乗車した人を包むような配置で、事故などの衝撃を緩和してくれるでしょう。
運転席にはニーエアバッグシステム、運転席と助手席にi-SRSエアバッグシステム、サイドエアバッグシステムに加え、サイドカーテンエアバッグシステムが採用されています。また、ポップアップフードシステムが搭載されている点が特徴です。
この機能は、歩行者と衝突してしまった際にフロントフードの後ろ側が約10cm持ち上がります。ボンネット内の空間を作り、歩行者への衝撃を和らげ頭部を守る仕組みです。
NSXタイプSは、特別感が溢れる内装でスポーティーな走りを体感できるという魅力があります。刺繍ロゴや刻印プレートなど、タイプSのための特別仕様です。インテリアカラーもスポーティーですが、必要最低限の収納しかありません。
この項目では、乗り心地や内装の特徴について紹介しますので参考にしてください。
NSXタイプSは緻密な刺繍ロゴや刻印プレートが採用され、特別感が演出されました。助手席側のグローブボックスには「Type S」、ヘッドレストには「NSX」の刺繍ロゴが施されています。
また、刻印プレートにはグレード名と000~350のシリアルナンバーに加え、「PRECISION CRAFTED BY PERFORMANCE MANUFACTURING CENTER」とタイプSを生産した工場が刻印されていることも大きな特徴です。
NSXタイプSのインテリアカラーは、レッド・オーキッド・エボニーから選択可能です。
素材にはセミアニリンレザーとアルカンターラを合わせたものが標準装備され、オプションではセミアニリンフルレザーを選択できます。組み合わせは、以下のとおりです。
レッド
オーキッド
エボニー
スポーツドライブを楽しむ際には、必要最低限の収納があれば充分です。NSXタイプSにはセンターコンソール、助手席には着脱式のドリンクホルダー、ロゴ入りのグローブボックスが備わっています。集中してドライブを楽しめるでしょう。
NSXタイプSは、走行性能にこだわったスポーツモデルです。高出力のエンジンと高トルクのモーターの組み合わせが、スーパースポーツの実力を発揮してくれます。
ホンダ独自のSPORT HYBRID SH-AWDは、V6ツインターボエンジンとツインモーターユニットが搭載されていることが特徴です。フロントのトルクベクタリングにより優れたコーナリング性能を実現させました。
現在は生産終了しているNSXは、内装にもこだわりがあるモデルでした。新車での購入はできませんが、中古車で購入できるため、どのような内装であったのか知っておくとよいでしょう。この項目では、NSXの内装についてご紹介しますので参考にしてください。
NSXは、シートやインテリアカラーがいくつか用意されています。シート素材とインテリアカラーの組み合わせは、以下のとおりです。
【インテリアカラー】エボニー
【シート素材】ミラノレザー×アルカンターラ / セミアニリンレザー×アルカンターラ / セミアニリンフルレザー
【インテリアカラー】レッド
【シート素材】セミアニリンレザー×アルカンターラ / セミアニリンフルレザー
【インテリアカラー】オーキッド / インディゴ / サドル
【シート素材】セミアニリンレザー×アルカンターラ
NSXのシートは、スポーティーな乗り心地が楽しめるよう体幹を支えてくれる新感覚のスポーツシートが採用されました。座面とシートバッグの中央部分とサイドのレザーボルスターがカーブの際でも、体が滑らないように支えてくれます。
座った際に包み込まれるような座り心地で、優れたホールド性が体を安定させ、長時間運転しても疲れにくい点が特徴です。また、レザーボルスターを低く設定しているため、乗降のしやすさも魅力のひとつでしょう。
NSXには、使いやすいナビやスマートフォンと連携できる機能が充実しています。搭載された静電式タッチパネルは、拡大や縮小、スクロールなど、スマートフォンと同様の使用感で操作が可能です。車での操作という点で、手袋をしたままでも操作できるようになっています。
また、スマートフォンの音楽を、Bluetoothを使用し無線で再生、USBを使用し有線での再生が可能です。スマートフォンを繋ぐと操作の一部機能を音声で操作できる「Siriアイズフリー」にも対応しています。機能性に優れた魅力が満載です。
NSXは、外装・内装ともにスポーティーで魅力が盛りだくさんの車種です。しかし、NSXタイプSは限定販売で予約終了、新車では購入できず、中古車でしか手に入れることができません。
そこで、NSXの中古車価格の目安や、乗り心地に関するレビューを見てみましょう。
NSX タイプSの新車価格は2,794万円です。国内30台限定販売は全ての予約が終了しています。また、発売は2022年7月のため、中古車市場には流通していません。
なお、現在終了しているNSXは中古車で購入が可能です。販売当時の新車価格は2,420万円、2023年7月現在の中古車価格は2,199万円~2,980万円です。終了モデルということもあり、中古車価格でも2,000万円を超えています。
NSXの購入をお考えの方は、乗り心地を知ると車選びの際の参考になるでしょう。みんカラではNSXのオーナーからの声が多く掲載されています。
実際に運転している方のレビューを見てみましょう。例えば『視界も広く、本当に運転が楽しい。人車一体が味わえます。』という声があり、車と一体になり気持ちのよい運転ができるようです。
また、『ドライブに直結してくる操作系でここまでレイアウトに満足できる車は今のところありません。感覚で満足いく操作をシュミレートでる車です。』という声もありました。ドライブが楽しめるよう、操作系にまでこだわっていることが分かります。
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