マーケットは大幅回復、ただし昨年並みにはまだ届かず【ボディタイプ別売れ筋・6月】
掲載 更新 carview! 77
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コロナ禍で登録台数を大幅に減らした軽乗用車部門だったが、6月は前月比101%増の10万1764台と前月から倍増した。販売上位モデルの登録台数を見ても、対前月比で200%を超えるモデルも少なくなく、ブランドごとの台数の偏りも少なくなった。
首位を獲得したのは「ホンダ N-BOX」。コロナ禍でも台数の落ち込みが比較的少なかったため、対前月比は34%増にとどまるが、混乱のなか首位を守り抜いたのは立派。2位は「スズキ スペーシア」。4300台レベルまで落ち込んだ前月に対し、170%増と破竹の勢いを見せた。
3位「日産 ルークス」も前月比141%増と好調を取り戻した。デイズから独立した車種として新スタートを切ったスーパーハイトワゴンは、コロナ渦中の3月発売とあまりいいタイミングではなかったが、5月と6月は2ヶ月連続でトップ5入りを果たし、日産を代表する軽としての足場を固めつつある。
4位は「スズキ ハスラー」。2020年1月に初のフルモデルチェンジを果たした軽クロスオーバーは、前月比123%増の7875台と絶好調。なおハスラーの対抗馬としてダイハツからは6月に「タフト」が登場したが、こちらは初月から5079台を登録する勢いを見せている。来月以降に期待だ。5位には前月にトップ5からはみ出た「ダイハツ タント」がカムバックを果たした。
ニューモデルの登場もあり、新車市場は全体的に元気を取り戻しつつある。7月以降もこの勢いが続くことに期待したい。

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