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【覚えていますか?】 運転免許証の2組の暗証番号を忘れると面倒なことに!

運転免許証を受け取る時、2組の暗証番号が必要

2015年10月以降の運転免許証にはICチップが埋め込まれています。最大の目的は偽造を防ぐことで、ICカード免許証の交付時には、2組の暗証番号の設定が必須です。

この2組の暗証番号はいずれも4桁で自由に決めてかまわないのですが、その組み合わせを忘れるとICカードの情報にアクセスできず、後半で説明する様々な不都合が生じます。

暗証番号を3度続けて間違えるとICチップがロックされて情報の読み出しができなくなり、かといって簡単に推測できる番号にすると、免許が他人の手に渡ったときに本籍などの個人情報を見られてしまう可能性があるのです。

●暗証番号「1」:券面に記載されている情報がわかる
(氏名、生年月日、運転免許証交付年月日、有効期間、運転免許の種類、運転免許証番号)

●暗証番号「2」:本籍(と顔写真)がわかる

番号を忘れてしまう対応策として、券面にすでに情報が出ている暗証番号「1」は、運転免許証に記載されている12桁の番号のうち“赤色斜線”が施されている4桁の番号を使うことは許可されています。

<写真は番号入力時にプリウントアウトされる暗証番号>

残った暗証番号「2」は銀行ATMなどで使っているような4桁の番号を使えば、間違うことも少ないというわけです(セキュリティの点からはおすすめできませんが)。

銀行系アプリなどで本人確認に使われるケースが増加

ICカード免許証のICチップにアクセスするような機会はほとんどなく、暗証番号を入力したことはない、という方も多いかもしれません。が、最近ではICカード免許証の暗証番号を間違って入力してしまい、ICチップがロックされてしまうケースをしばしば耳にするようになりました。

その背景には、ICカード免許証にスマートフォンでアクセスすることで本人確認に利用するアプリが増えていることが挙げられるでしょう。たとえば、銀行系のアプリでは本人確認としてICカード免許証を利用できることが多いようです。

NFC機能が搭載されたスマートフォンであればICチップの情報を読み取ることができます。アプリに情報を登録するときに、ICカード免許証の上にスマートフォンを置き、前述した4桁2組の暗証番号を入力すると本人確認ができるようになっているのです。

3回続けて間違うとICチップがロックされてしまう

運転免許証を撮影した画像データで本人確認するよりも確実ですし、ユーザーの手間も省けます。ICカード免許証の有効活用として歓迎すべきことなのですが、ここで暗証番号を3回続けて間違ってしますと、ICチップがロックされてしまいます。

ロックされたICチップを解除するためには、運転免許試験場、運転免許更新センター、警察署に、本人が運転免許証を持参して訪れる必要があります。暗証番号を忘れてしまった場合も同様です。時間を無駄にしないためにも、運転免許証の受領時に設定した4桁2組の暗証番号は忘れないようにしておきましょう。

ただし、番号を免許証の裏にメモしたり、免許証記載の情報から簡単に予測できる暗証番号では意味がありません。メモで記録しておくにしても運転免許証とは異なる場所に保管するなどしておくことが重要です。

写真:アフロ

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