CSC 5P、攻めのハイパフォーマンスタイヤ
掲載 更新 carview! 文:菰田 潔/写真:コンチネンタル株式会社
掲載 更新 carview! 文:菰田 潔/写真:コンチネンタル株式会社
ドライ路面はモンテブランコ・サーキットの本コースを走る。ここには「ポルシェ 911カレラS」が10台用意されていた。開発途中の「Evo1」、「Evo2」と呼ぶ試作タイヤにも乗ることができ、商品として完成されたCSC 5Pに至るまでのグリップアップの道程を味わうこともできた。
CSC 5Pはしっかりとしたグリップによって高い限界を得ている。横方向のグリップがものをいうコーナリングスピードは高いし、第一コーナー手前の200km/hオーバーからのブレーキングでもあえてABSが作動するほどの急ブレーキを何回試しても確実な制動だし、コーナーの立ち上がりでのアクセルペダルの踏み込みでもしっかりとしたトラクションを発揮していた。
コンチネンタルは新しい目標性能を定めて開発をスタートしたというが、一般道を走るためのウルトラ・ハイパフォーマンスタイヤの中でも群を抜いたグリップ性能を持っているといえる。
その目標性能の中にウォームアップ後の性能という項目があった。いくらグリップ力が高いタイヤでもサーキットを全開で何周も走ると熱によってグリップが下がってしまうのが普通だ。Evo1、Evo2ではそのことを確認できたが、CSC 5Pでは通常のタイヤより格段に熱ダレによるグリップ低下が小さかった。ボクはCSC 5Pで20周以上走ったが、ラップタイムの最速と最遅の差が格段に小さかったことは、これまでにない新しい体験だった。CSC 5Pは、911カレラSの性能を最大限に引き出し、サーキットでもそれを長く持続できるタイヤだったのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ロッキー/ライズやWR-Vと張り合えるクルマがない! なにやってるの日産! マグナイトがあるじゃないの!
バニャイアの完全なる土曜日。レコード更新のポールからスプリント独走優勝を果たす/第8戦オランダGP
フェルスタッペン、ノリスとの接触は”攻撃的すぎたわけじゃない”と釈明「ブレーキング中に動いたわけじゃない。だって……」
【正式結果】2024年F1第11戦オーストリアGPスプリント
フェラーリ育成ベアマンが今季初優勝。宮田莉朋は全体ファステストを記録/FIA F2第7戦レース1
スプリントでアロンソを押し出したヒュルケンベルグに10秒加算ペナルティ。罰則ポイントも/F1第11戦
中古ミニバンで悩んでる方超必見! プレマシーvsウィッシュvsフリード コンパクトミニバン三つ巴ガチンコ対決プレイバック!!!
強豪チームが定義する常勝ホイールの性能要件。タイヤの伸びしろを引き出す知られざるホイールの役割/BBS RI-A
ランド・ノリス、フェルスタッペンとの接触に憤慨「今日の彼は”やりすぎな日”だった……必死になりすぎているように見えたよ」
マクラーレン750S 詳細データテスト 本能を揺さぶる加速 ダイレクトなハンドリング 引き締まった脚回り
F1オーストリアGP決勝速報|首位争ったフェルスタッペンとノリスがまさかのクラッシュ! ラッセルが”棚ぼた”優勝。角田裕毅14位
衝撃の結末! フェルスタッペンとノリス、頂上決戦の末に接触で共倒れ。ラッセルが優勝さらう|F1オーストリアGP決勝
スバル ソルテラに乗って「電気自動車を所有する現実度」を考えてみた
V16NA×3モーター1800馬力、宝石あしらった内装、6.5億円…新型ブガッティ「トゥールビヨン」の異次元っぷりまとめ
ノアヴォク・セレナ失速とステップワゴン急上昇の理由。次の改良で上級グレード「エアーEX」登場か
【20周年記念車オーナーに激震?】「ゴルフR“8.5”」登場。買い物もこなせる超高速ハッチ
ホンダ新型「フリード」発売 購入検討時にチェックしておきたいポイント&シエンタとの価格差は?
【よく見りゃ大変化!】発売迫る新型BMW「X3」のデザインやお買い得度を現行型と比べた
大幅改良で走りが激変「ヴェゼル」の買いは最上級「Z」の4WD。新設定ハントパッケージの評価は?
日産の新型3列SUV「インフィニティQX80」が米で7月発売決定。打倒レクサスLXとして日本導入ある?
本当にスポーツタイヤ!? グッドイヤーの新作「アシンメトリック6」は静かで軽い“摩訶不思議”な万能選手だった