カムリの内装は上質に仕上がっている。特徴やグレードごとの違い【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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近年、国内外で人気が高い車のボディタイプはSUVです。コンパクトカーやスーパーハイトワゴン系軽自動車も安定した人気を誇っています。一方で、セダンの人気は薄れているのが現状です。
その中で、セダンのトヨタ カムリは北米市場を中心に、好調な売れ行きを記録しています。ラグジュアリーで上質な内装は人気理由のひとつです。カムリの内装には、どのような特徴があるのでしょうか。グレードごとの違いをご紹介します。ぜひ車選びの参考にしてください。
数あるトヨタ車の中でも、カムリはロングセラーモデルで、世界でも高級セダンとして名が知られている車です。2017年にフルモデルチェンジしたモデルが現行型ですが、2021年2月に一部仕様変更が施されました。
洗練された外装に加え、グレードごとに異なる内装は、どれも上質でラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。カムリの内装にはどのような特徴があるのか、具体的に魅力を探ってみましょう。
カムリの車両サイズは、全長4,885~4,910mm×全幅1,840mm×全高1,445~1,455mmです。セダンに対して「視界が狭くて運転しにくい」といったイメージを抱いている方もいるでしょう。しかし、カムリのコックピットデザインは、スポーティーなだけでなく運転のしやすさにも配慮されています。
具体的には、部品を小型化したりレイアウトを見直したりといった改良です。インストルメントパネルの厚みを抑え、カウル・エンジンフード・ベルトラインを下部に配置して前方の視界を良くしていることが理由に挙げられます。
後部座席は前後席間のスペースが広く設計されており、膝まわりにゆとりがあります。また、頭上空間にも開放感があるため、大人3人が乗車してもゆったりとくつろげるでしょう。どの席に座ったとしても、ストレスフリーでロングドライブを楽しめます。
各所の収納スペースは、デザインにも配慮しつつ使い勝手の良い場所に設けられています。フロント周りにあるコンソールボックスは上段と下段に分けられ、カップホルダーは、運転しながらでもすぐ手に届く場所にあるため便利です。
後席には、アームレストにカップホルダーがあります。フロント・リア、どちらのドアにも備えられているボトルホルダーや小物収納スペースも実用的です。
他にも、前席シートバックポケット・コインホルダー・カードホルダーなど、貴重品や小物の置き場に困らない親切な収納スペースはドライブ中のストレスを減らします。
SUVやミニバンが人気である理由のひとつに、積載量の多さが挙げられます。一方で、セダンは荷室が狭い車種も多いですが、カムリの場合はそうではありません。
小型化したハイブリッドバッテリーをリア下部に配置することにより実現した、大きな荷物でも余裕で積めるほどの広い荷室が魅力です。リアシートは6対4分割式採用で、左右席どちらもトランクスルー可能です。荷物の大きさや長さに合わせたシートアレンジができます。
現行モデルのカムリには、5種類のグレードがラインナップしています。それぞれ2WDとE-Fourの駆動方式を選択可能です。走行スペックのみならず、内装の雰囲気もグレードにより特徴があります。グレード別に内装を比較してみましょう。
エントリーグレードは「X」です。ブラック基調に寄木仕様のオーナメントが特徴となっています。チタン調フィルム加飾が施されたインパネ・メッキ加飾のウレタン仕様ステアリングホイール採用です。
シルバー調の前席ドリンクホルダーやファブリックシートなど、全体的にシンプルな印象を受けます。
中間グレード「G」では、ブラック基調に宝石のタイガーアイをイメージしたオーナメントが特徴です。ファブリックシートは「X」と同じですが、ステアリングホイールはピアノブラック×メッキ加飾の本革巻きが採用されています。
インパネとセンターコンソールは、ブラックアートウッドフィルム加飾です。Gグレード以降、8インチディスプレイが採用されており、高級感がプラスされています。メーカーオプションで、大型パノラマムーンルーフを追加設定可能です。
「G“レザーパッケージ“」グレードでは、内装の選択肢が2種類に増えます。ブラック×タイガーアイ調、またはベージュ×タイガーアイ調の内装です。本革シートが採用されており、シートカラーもブラックまたはベージュを選択できます。
シックで落ち着いた雰囲気のブラック、または明るく気品のある雰囲気のベージュ、どちらにも良さがあるため好みに合わせて選びましょう。インパネ周りの加飾やステアリングホイールは、Gグレードと同様です。
高級セダンのカムリにスポーティーな要素を加えたグレードが「WS」です。2018年8月のマイナーモデルチェンジを機に、海外仕様で展開されていたグレードが日本でも販売開始しました。
WSグレードの内装は、ブラック基調にテクスチャーメタル仕様のオーナメントを採用しています。シートは、WSグレード専用の合成皮革×ファブリックのコンビシートです。
シルバージオメタルフィルム加飾が施されたインパネと、WS専用パドルスイッチ付の本革巻きステアリングホイールがスポーティーな雰囲気を醸し出しています。
「WS“レザーパッケージ“」では、ブラックのシートヒーター付き本革シートが採用されています。「WS“レザーパッケージ“」の本革シートにはヘキサゴンパターンが施されており、上質でワンランク上を感じさせる空間です。
インパネ加飾はWSグレードと同様です。「G“レザーパッケージ“」とは異なり、内装カラーの選択肢はありません。
カムリは、グレードごとに内装が異なる点に、幅広いニーズに応えたいこだわりが感じられます。好みに合わせて、カラー・オーナメント・シートなどの種類を選んでみましょう。
グレードやオプションによっては、予算面を考慮して、中古車購入を検討するという選択肢もあります。目安となる販売価格をチェックしてみましょう。
現在販売されているカムリ全グレードの新車販売価格は、下記表を参照してください。予算・スペック・外内装デザインを比較検討して、グレード選びを行いましょう。
■カムリのグレード別新車価格
(2023年1月時点の情報です)
2023年1月現在、カムリの中古車相場は164.8万円~498万円となっています。中古車市場全体で見てみると、流通台数が多いほうではありません。
しかし、走行距離が少ない良質な中古車が多数流通しています。新車価格と比較すると、お得に購入できるチャンスです。新車にこだわりがなければ、中古車で好みのグレードを検討してみましょう。
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