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エンジニアがテストドライバーに迫るドラテクを磨く、スバル流の哲学とは?

業務として認められているドライビングアカデミー

次はFR駆動の「BRZ」に乗り換えて、ウェットコースでドリフトを練習する。

ブレーキで前荷重を作ってハンドル切り込んでいくとリアタイヤが滑り出すので、後はアクセルとハンドル操作で滑りを維持しつつ、定常円を周回する。ただし、この定常円コースは路面の摩擦係数が半周ごとに変わるのがいやらしい。

幸い、レーシングドライバーとしての経験や、BRZ兄弟車の愛車86をミニサーキットに持ち込んでドリフトするなど遊んでいたので、このあたりは何の苦労もなくコンプリート。この定常円では4輪駆動モデルでも様々な運転訓練を行うらしいが、こんな愉しいトレーニングなら仕事そっちのけになってしまいそうだ。

最後に待っていたのはBRZでのジムカーナ。ここでは速く走るのが偉いのではなく、クルマの運動理論の理解を深めると同時に、いかに頭で描いた走行シナリオ通りにクルマを操作、走らせることができるかを訓練する。それらが高い次元で実現すれば、結果として速さも付いてくるわけだ。タイトターンなどではサイドブレーキも積極的に使うなど、メーカーのこの手の訓練にしてはかなりアグレッシブ。

こうしたアカデミーの訓練を、業務時間内に行えることにも驚いた。それだけ社内でアカデミーの効果や、運転技術の大切さが認知されている証だし、「安心」と「愉しさ」のために何が必要なのかが分かっているのだろう。

最後にこれは提案だが、このドライビングアカデミーをスバルユーザーにも開放したらどうだろうか。ファンとの交流はもちろん、ユーザーの声を直接聞く場としても有用だと思う。

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