HVモデル追加で追撃体制が整ったステップワゴン。王道ミニバンの復活なるか
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:市 健治
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運転席に乗り込むと見慣れたはずのステップワゴンのインパネに小さな変化を感じることができる。元々ステップワゴンのインパネデザインはかなり素晴らしいと感じている。前方視界を邪魔せず、必要な情報を目の前に表示、ナビやエアコン類の吹き出し口やスイッチの位置まで非常に考えられており、同社のフリード同様、このクラスの商品の中ではトップレベルと言える。
そしてハイブリッド車は専用のセレクトレバーやメーター類を採用することでガソリン車とのさりげない差別化も図れている。またEPB(電子制御パーキングブレーキ)やEVスイッチなども含めた機能を集約した、大型のセンターコンソールを装備している点にも注目だ。
このコンソールに設置されたトレイ、前後265mm、左右120mmあるので普段自分が使っているA4サイズの書類が入るブリーフケースなども余裕で置ける。さらに内張りに柔らかな素材を使うことで荷物が傷つくことを防ぐなど芸が細かい。
またグレード別やオプション対応になるが、昨今の必需品! とも言われているUSBジャック(それも急速充電対応)や1500Wまで対応する100V電源もここに組み込まれる。アウトドアなどでもこの余裕ある電源はかなり役立つはずだ。
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