「ライズ」に200万円7人乗り「ライズスペース」計画進行中？ コンパクトSUV市場でインパクト大も、ダイハツ不正問題の影響は

トヨタ ライズ

200万円弱から実現なら市場を揺るがすインパクトに？

ライバルとしては、ホンダ「フリード」やトヨタ「シエンタ」といったミニバンが挙げられる。しかしSUVらしいデザインやドライビングポジションを好む層にとって、ライズスペースは独自の選択肢となり得る。

価格については、標準ライズが180万700円から。欧州車の例ではショートとロングの価格差は4％程度に収まることが多いため、ライズスペースも100万円台後半からの設定が期待できる。200万円弱で7人乗りSUVが手に入るとなれば、コストパフォーマンスの高さは際立つ。

ライズスペースの登場は、コンパクトSUV市場に大きなインパクトを与えるだろう。ミニバンでは満たしにくい「SUVらしさ」と、ファミリーに不可欠な「7人乗車」を兼ね備えれば、従来の枠を超えた存在感を放つに違いない。価格も200万円弱からとなるのなら、手の届きやすさも大きな魅力となりそうだ。

正式発表はもう少し先になりそうだが、ライズスペースが実現すれば、ライバルを圧倒するヒットモデルに成長する可能性は十分。

SUV選びに新しい選択肢をもたらすその日を楽しみに待ちたい。

（終わり）

（写真：トヨタ、ホンダ）