中古車の納車が遅いのはなぜ？納期を早めるためにやっておきたい5つのこと【購入ガイド】

中古車の納車が遅い場合に考えられる要因

中古車を購入するタイミングや手続きの進め方などによっては、納車までの期間が通常より遅くなることがあります。ここでは、納車が遅れる理由として考えられる要因を紹介していきます。

点検や整備に手間取っている

オプションパーツの種類が多かったり、取り寄せに時間がかかるパーツが含まれていたりする場合は、取り付け作業や納品待ちなどの理由で納車が遅れる場合があります。

また、その他の要因として、「車体の傷やへこみを直すために板金作業が必要」「車検が切れている」「納車前点検を行えるスタッフが少ない」などが理由となることもあるため、状況を確認しておくことが大切です。

提出した書類に不備や不足がある

書類に不備や不足があった場合、売買契約や名義変更などの手続きを進められなくなることがあります。たとえば、車庫証明書は発行手続きから交付までに約1週間かかるため、中古車を購入する際は早めに手続きを行っておくと安心です。

なお、前述したように、普通自動車と軽自動車で必要書類が異なるため、購入する自動車に合わせて書類を用意しておくことで納車の遅れを防ぎやすくなります。

車の運搬自体に時間がかかっている

購入者の自宅から店舗までの距離が大きく離れていると、納車までにかかる時間がかかりやすくなります。他の都道府県や地域など遠方にある中古車を購入した場合、輸送や引き取りの際にトラブルが発生し、納車が遅延することも珍しくありません。具体的には、輸送を行うルートや天候、交通状況などが挙げられます。

輸送の遅れを防ぐには、購入者の自宅に近い店舗で中古車を選ぶこともひとつの方法です。

業者が繁忙期を迎えている

中古車販売店やディーラーなどが混雑する繁忙期は、他の時期と比較して納車が遅れる場合があります。中古車に対する需要の増加に伴い納車待ちの中古車が増え、点検整備を行える人材の不足が繁忙期に納車が遅れる主な理由です。