中古車の納車が遅いのはなぜ？納期を早めるためにやっておきたい5つのこと【購入ガイド】

中古車の納車が遅いのはなぜ？

中古車の売買契約を結んだ後、納車までには、さまざまな工程があります。たとえば、必要書類の準備や確認、納車前点検などが代表的です。納車までに長い時間がかかっている場合、これらの工程の途中で問題が発生していることが考えられるでしょう。

この記事では、中古車の納車が遅くなる主な理由、納期を早めるための5つの対策を具体的に紹介します。契約から納車までの流れ、納車時にチェックしておきたい点もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

• ※目次※
• 1.中古車の納車は遅い？新車の納車と比較
• 2.中古車の納車が遅い理由は？基本的な納車までの流れ
• 3.中古車の納車が遅い場合に考えられる要因
• 4.中古車の納車遅れを防ぐためにやっておきたい5つのこと
• 5.中古車が納車時にチェックすべき項目
• 6.中古車を長く安全に乗るために心がけることは？

中古車の納車は遅い？新車の納車と比較

購入した自動車が納車されるまでには、点検や名義変更など複数の工程を踏む必要があり、ある程度の時間がかかります。また、納車までの流れは新車と中古車でそれぞれ異なっているため、平均的な納期にも差があるということも留意しておきましょう。

ここでは、新車と中古車の平均的な納車期間を比較して解説します。

中古車の納車は平均2週間前後

中古車の売買契約から納車までには、約2週間かかるのが一般的です。スムーズに手続きが進んだ場合は、数日から1週間ほどで納車されるケースがありますが、販売店が混雑する時期には納車までに1か月以上かかる場合も珍しくありません。

なお、中古車を購入する際は、売買契約を結ぶ段階で納車日が決定されることが一般的です。

新車よりは納車までの日数がかからない

新車を購入する場合、在庫状況や市場人気などに応じて納車までの期間は変わりますが、平均1か月～3か月程度の期間がかかると言われています。また、在庫がない場合、売買契約を結んだ後に製造が開始されることも珍しくなく、その場合は納車までの期間がより長くなるでしょう。

なお、市場人気が高い自動車は納車待ちの期間が長い傾向にあります。そのため、状況によっては納車までに1年以上かかることも考えられます。これらのことから、車両の製造や在庫不足などによる待ち時間がない分、新車と比較して中古車は契約から納車までが早いと言えるでしょう。