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ロードスターに乗るなら何色にする?現行モデルと改良前の外装色が分かる【購入ガイド】

ロードスターに乗るなら何色にする?

マツダ ロードスターは、深みのある外装色と美しい鼓動デザインが特徴の小型スポーツオープンカーです。外装色によって車の雰囲気が変わるため、どの色を選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ロードスターのボディカラー全7色の特徴と内装色について解説します。改良前の外装色も紹介しますので、購入の際は参考にしてください。

現行ロードスターのボディカラー全7色の特徴

ロードスターは1989年に初代モデルをリリースし、長年愛され続けているモデルです。現行のモデルは2015年に発売を開始した4代目で、2021年12月に改良モデルが発表されました。

2023年6月には現行の4代目モデルの受注を停止し、在庫がなくなり次第販売終了のアナウンスが出されており、新モデルの登場を期待する声も聞かれています。

現行のロードスターには全7色のボディカラーがあり、どの色も美しいデザインを際立たせる深みのある色合いです。ここでは、それぞれの色の特徴と魅力を見てみましょう。なお、オプション価格は2023年9月9日時点のものです。

スノーフレイクホワイトパールマイカ

その名の通り、雪のような白さに、光に照らされるとキラキラと輝くパールの輝きが上品なカラーです。その美しい色合いと上質感が特徴で、人気の高いカラーとなっています。リセールバリューの良さも魅力です。

特別塗装色であるため、3万3,000円(税込)のオプション料金がかかります。選択に迷う際は、人気色はリセールバリューも高くなることも考慮して検討すると良いでしょう。

ソウルレッドクリスタルメタリック

鮮やかな赤と生命感に溢れたエネルギッシュさ、マツダ独自の塗装技術「匠塗(TAKUMINURI)」を使ったカラーとなっており、特有の艶感と澄んだ深みが特徴です。

特別塗装料が6万6,000円(税込)と高額ではありますが、マツダのイメージカラーでもあるためリセールバリューが高く、人気となっています。ソウルレッドクリスタルメタリックは、2017年の商品改良でスノーフレイクホワイトパールマイカなどと同時に追加されました。

ジェットブラックマイカ

マイカ(雲母)のラメ状の微細粒子によって、エクステリアデザインの陰影が引き立つ美しい色合いのブラックです。

3代目モデルから引き継がれた人気のカラーで、以前採用されていたソリッドタイプの「ブリリアントブラック」とは異なり、光や照明に当たると粒子が反射してきらきらと輝き、高級感のある仕上がりになっています。

リセールバリューの高さや、無償色であることも人気を高めている理由です。

マシーングレープレミアムメタリック

鉄のインゴットから削り足したかのような、リアルな金属質を表現した色で、ソウルレッドクリスタルメタリック同様に、マツダ独自の塗装技術「匠塗」の2シリーズ目にあたります。力強い陰影と表面の緻密さを高次元で両立させた色合いで、見る角度によって明度の異なる表情が楽しめます。

鼓動デザインを際立たせるカラーとして、2016年にアクセラから採用されました。特別塗装色のため、5万5,000円(税込)のオプション料金がかかります。

プラチナクォーツメタリック

シルクのようなきめの細かい白に、クォーツのような半透明感を感じるカラーです。光の当たり具合で薄いピンクやグレーのようにも見えます。

従来のロードスターとはひと味違う、上品でエレガントな雰囲気も特徴です。2021年の商品改良で新たに追加された色のため、流通量はそれほど多くはありません。特別感のあるカラーを選びたい方におすすめです。

ディープクリスタルブルーマイカ

2020年の商品改良で追加された、深みのある透明感と鮮やかな深い青を表現したエレガントなカラーです。

ブルーのボディカラーは個性的で目を惹きます。スポーティーなモデルに採用されることが多いカラーでもあるため、ロードスターのスポーティーで美しい造形をより際立たせてくれるでしょう。

従来のエターナルブルーマイカと比較すると、色の濃さが異なります。ディープクリスタルブルーマイカは鮮やかではあるものの、ネイビーのような青色で、落ち着いた雰囲気を楽しめるカラーです。

ジルコンサンドメタリック

2023年モデルから新たに追加になったカラーです。シャイニーなメタリックの質感と砂のような粒子の質感が絶妙に組み合わさった、美しい中間色です。明るい日差しの下でキラキラと輝き、ロードスターのシャープで洗練されたデザインにマッチします。

また、洗練されたイメージを持ちながらも、スポーティーでダイナミックな印象も与えます。個性的な魅力を演出できるカラーなのでまわりとは一味違うカラーを選びたい人におすすめです。

ロードスターは改良前の色もおすすめ

現行4代目のロードスターは2015年から発売しているため、商品改良でさまざまな色を変更・追加しています。同じ色でも、パールやマイカ、メタリックなどを合わせることによって艶感や輝きが異なるため、絶妙な色の違いを楽しめます。

ここでは、4代目ロードスターの色の変遷を紹介します。中古車を購入する際にはぜひ参考にしてください。

似ているようで異なる!4代目のボディカラー

ロードスターは2015年の4代目モデル発売当時、現行色のジェットブラックマイカを含む全7色のボディカラーを採用していました。そこから商品改良によるエクステリアデザインの変更や流行によってさまざまなカラーを追加・変更しています。

カラー名と採用年、現行色との違いを見てみましょう。

採用年カラー特徴
2015年~2020年アーティックホワイトソリッドタイプの白。パールやマイカが入っていないため、メリハリのある真っ白な色合い。
2015年~2019年セラミックメタリック現行はポリメタルグレーメタリック。陶器のような白さにグレーが混ざったような色合い。
2015年~2017年クリスタルホワイトパールマイカ現行はスノーフレイクホワイトパールマイカ。パールの輝きが美しいホワイトカラー。
同上ソウルレッドプレミアムメタリック現行はソウルレッドクリスタルメタリック。鮮やかな赤。
同上ブルーリフレックスマイカエターナルブルーマイカへ置換。青緑のようなグレーのような上品で落ち着いた色合い。
2015年~2016年メテオグレーマイカ現行はマシーングレープレミアムメタリック。ベーシックなガンメタリック色。落ち着きのある色合い
2017年~2020年エターナルブルーマイカ現行はディープクリスタルブルーマイカ。彩度の高いスポーティーなカラー。グレーにも見えるようなくすんだ色合い
2017年限定クラシックレッド初代ロードスターのメインカラー。純粋でレーシーな赤色。ロードスターのファンにとっては特別なカラー。

おしゃれな特別仕様車も

ロードスターは4代目モデルで多くの特別仕様車が登場しています。ボディカラーは従来のモデルと変わりませんが、ソフトトップのカラーが変わる仕様です。それぞれの特徴は以下となります。

口コミで確認。ロードスターの魅力的な色

ロードスターの深みのあるボディカラーはユーザーからの評価も高く、走行性能やデザインだけではなくカラーの美しさに魅力を感じる方も多いようです。

そこでここでは、みんカラの口コミを参考に、ロードスターの魅力的な色を見てみましょう。

2015年式の「S レザーパッケージ」を購入したユーザーは『とにかくデザインがかっこいい。美しい。ソウルレッド色も気に入ってます。』と、満足している点にソウルレッドの美しさを挙げています。
また、2022年式「990S」を購入したユーザーは『新色のプラチナは乳白色に近く、落ち着きがあって気に入りました。』と、最新カラーのプラチナクォーツメタリックを評価する声もありました。
2018年式「Sスペシャルパッケージ」では『隠しプレスラインで色の濃淡が出るデザインは秀逸。』との声があり、デザインと色のバランスの良さも高評価となっています。

ロードスターのグレードと内装色

マツダ ロードスターのボディカラー全7色は、全てのグレードで選択できます。自分に合う機能を搭載したグレードに好きなカラーを合わせられることが魅力です。

内装色に関してはグレード毎に違いがあります。シートの色や素材、インテリアの加飾なども異なるため、ボディカラー、幌、内装のカラーコーディネーションで自分だけのロードスターに仕上げられるでしょう。

ロードスターの現行グレードは?

マツダ ロードスターは2022年7月現在、6つのグレードを展開しています。それぞれのグレードと特徴は以下のとおりです。

グレード特徴
Sベーシックモデル / 軽快感と開放感を追及
S Special Packageハイグレードモデル / MT・ATの選択あり / 安全・環境に配慮
S Leather Packageレザーシートモデル / MT・ATの選択あり / 快適装備が充実
S Leather Package White Selectionピュアホワイトのレザーシート / MT・ATの選択あり / エレガントで上品
990S特別仕様車 / MT・ATの選択あり / 軽量化による軽快な走り / 専用のセッティング / ダークブルーの幌を採用
RS最上級グレード / 走りを楽しむ装備 / RS専用チューニング

グレードによって異なる内装色と装備

ロードスターの内装色と装備品の加飾などは、グレードによって異なります。グレード別の主な内装の違いは以下のとおりです。

グレードS990SS Special PackageS Leather PackageS Leather Package White SelectionRS
シート材質(カラー)クロス(ブラック)同左同左レザー(ブラック)ナッパレザー(ピュアホワイト)アルカンターラ/ナッパレザー
ドアトリム(カラー)合成皮革(ブラック)同左同左同左合成皮革(ピュアホワイト)合成皮革(ブラック)
インパネ(カラー)樹脂(ブラック)同左同左合成皮革(ブラック)合成皮革(ピュアホワイト)合成皮革(ブラック)
エアコンルーバー加飾・内側ブラックブルーブラック同左同左同左
エアコンルーバー加飾・外側ブラックピアノブラック塗装サテンクロームメッキ同左同左同左

深みのある色が特徴のロードスターは中古車で手に入れよう

ロードスターは長年愛され続けているモデルでもあるため、中古車市場にも多くの在庫が出回っています。特別仕様車やオプション付きの車両などもお得に購入できる可能性があるため、ロードスターの購入を検討している方は、ぜひ中古車市場でも探してみてください。

ロードスターの新車価格と中古車相場

現行モデルのロードスターの新車価格と中古車相場は以下のとおりです。

新車価格中古車相場
262万3,500~335万6,100円129万8,000~480万円

中古車なら多彩な色から選べる

中古車の魅力は車両をお得に購入できるだけではなく、旧モデルや改良前の色を探せることです。

人気の高かったセラミックメタリックやメテオグレーマイカなどのカラーが手に入るのはもちろん、あまり人気が伸びなかったエターナルブルーマイカやアーティックホワイトなど、色によっては非常にお得に購入できる車両もあります。

ロードスターは、パールやメタリックなど絶妙に色合いの違うカラーがあるため、新車だけではなく中古車からも好みのカラーを探してみてください。

まとめ

ロードスターには、鼓動デザインを生かす深みのある外装色が豊富にそろっています。光や照明の当たり具合によって雰囲気が変わる色も多く、さまざまなロードスターを楽しめるでしょう。

現行モデルのカラーだけではなく、改良前のモデルや旧モデルのカラーも魅力的です。中古車市場には、さまざまな年代の多彩なカラーのロードスターが出回っていますので、ぜひお気に入りの1台を見つけてください。

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