セレナの内装の魅力は?グレードで違いはあるのか徹底比較【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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大人数で快適に乗れるミニバンが人気を集める中、セレナは利便性とユーティリティに優れた車と評価されています。ミニバンを検討中の方は、使い勝手の良さなどからセレナの内装や魅力について調べたことがあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、セレナの内装の魅力についてご紹介します。グレードによる違いや収納力等についても解説しますので、ミニバン選びの参考にしてください。
目次
日産 セレナは、ミニバンの中でも人気の高い車です。しかし、具体的な内装や魅力を知らない方もいるでしょう。そこで、ここではセレナの魅力である内装やどのような方に最適なのか、過去の販売実績も踏まえて解説します。
日産 セレナは、2018年のミニバン販売台数1位に輝いた車です。この実績からも分かるように、ミニバンの中でも人気を集めています。さらに、2022年1月での販売台数は8位となり、ミニバンに絞るとフリードに次ぐ2位です。
燃費性能や安全性能に優れています。また、目的に応じてスマートシンプルハイブリッドとe-POWERの2つから選べる点も魅力です。
セレナのボディサイズは全長4,685~4,770mm×全幅1,695~1,740mm×全高1,865mmで、室内サイズは全長3,170~3,240mm×全幅1,545mm×全高1,400mmに設計されています。これは、ミニバンの中でもトップクラスの広さです。
室内が広く作られているため、3列目のシートにもゆったりと座れます。また、室内の使い勝手が良いことも特徴です。スマートシンプルハイブリッドの8人乗りにはスマートマルチセンターシートを装備します。
状況に合わせてウォークスルーの場所を変えられるため、家族利用に最適です。
セレナの魅力としてウォークスルーのシート移動以外にも、多彩なシートアレンジがあります。小さい子どもを乗せる際に快適なベビーケアモードは、2列目を運転席側にスライドさせて、2列目に乗る子どもの様子を近くで見られるようにしたアレンジ方法です。
また、3列目シートをたためば、2列目の広い座席空間を確保しながらたくさんの荷物を乗せられる状態にもできます。シートを工夫すれば長尺物も乗せられるため、臨機応変に対応できる点が魅力です。
シートアレンジだけでなく、ハンズフリーセンサーを搭載している点も使い勝手の良さにつながっています。特に子育て世代には最適です。両手に荷物を持った状況や子どもを抱えた状況の中では、スライドドアを空けるのは簡単ではありません。
しかし、ハンズフリーセンサーをスライドドアサイドの下部に搭載しているため、ハンズフリーで開閉できます。小さい子どもがいる家庭には便利な機能です。
セレナは、機能だけでなく内装にも魅力があふれています。その魅力はグレードによっても変わるため、それぞれ把握をすることで今後のミニバン検討にも役立つでしょう。グレードごとのシート素材や内装色などの特徴をご紹介します。
Xシリーズの内装は、全グレードの中でも標準クラスです。スマートシンプルハイブリッドのXというグレードで構成されています。シートは、織物とトリコットを素材に使用したコンビシートです。
車内のインテリアカラーはブラックとグレージュから選べます。シンプルで落ち着きのある車内の雰囲気が特徴です。
XVシリーズは、XV・ハイウェイスターV・e-POWER XV・e-POWER ハイウェイスターVの4つのグレード構成です。
Xシリーズのようにシート素材が異なるということはなく、Xシリーズと同様に織物・トリコットか、ジャカード織とトリコットのどちらかのコンビシートを選べます。
また、オプションで防水仕様のシートを選択可能です。インテリアカラーはコンビシートであればブラック・グレージュ・グレー&ブラックから選べ、防水シートであればブラックしか選択肢がありません。
Gシリーズはセレナのグレードの中でも、最上級グレードです。シート素材には上質感あふれる合成皮革が使われており、手入れのしやすさも両立させています。また、各部に上質感が感じられるパーツが使われている点も大きな特徴です。
前席・2列目シートドアトリムはレザークロス調となり、ステアリングホイールは本革巻きが施されています。スマートシンプルハイブリッドのみ、シフトノブにも本革巻きが施され高級感漂う室内です。
AUTECHの内装は、他のグレードとは違い専用のエクステリア・インテリアを装備します。標準のセレナは天井やピラーなどはベージュです。しかし、AUTECHの場合はブラックのカラーとなり、上質感と落ち着いた雰囲気を演出しています。
また、シートカラーはブルー・ブラックのコンビレザレットシートとなり、AUTECHの刺繍が施されている点も魅力です。専用装備として、本革巻きのシフトノブやハンドルにも本革が使用されています。ハンドル・インパネ・シフトなど、随所にブルーの配色が取り入れられている点も特徴的です。
セレナは、座席周りの収納スペースが備わっています。運転席・助手席・後部座席とそれぞれ収納・ポケットを標準装備です。また、グレードごとに違う収納スペースもあるので、ここではグレード別の収納力も踏まえてご紹介します。
全グレードに共通の収納・ポケットは12種類です。運転席側には、USBソケット付き運転席アッパーボックス・ロアボックスがあります。助手席側の収納は、アッパーボックス・助手席トレイ・グローブボックスです。
運転席と助手席の間には、インストセンタートレイ・カップホルダー・コンビニフックがあります。また、運転席と助手席後ろ側にあるシートバックフックも便利な装備です。
そのほか、フロントドアにはドアポケット・ボトルホルダーがあり、2列目・3列目シートにはボトルホルダーがあります。
グレードで異なる装備は、パーソナルテーブル・シートバックポケット・スマートマルチセンターシート・シートバックフックの4種類です。
パーソナルテーブルは、Xシリーズにおいてはセカンドシートのみ、その他グレードではセカンドシート・サードシート両方に備わっています。
シートバックポケットは、Xシリーズでは助手席のみ、その他グレードでは運転席と助手席に標準装備です。スマートマルチセンターシートはスマートシンプルハイブリッドのみ標準装備となっています。
シートバックフックは、Xシリーズでは1列目シート後ろのみ、その他グレードでは1列目・2列目シートの装備です。
内装が魅力のセレナは、装備が充実したグレードは高額です。予算を超えてしまうこともあるでしょう。中古車であれば、新車よりは比較的予算を抑えて購入できます。
ここでは、セレナの新車価格・中古車価格をご紹介しますので、どちらを買うべきかの参考にしてください。
セレナの新車価格は下表の通りです。e-POWERの方がS-HYBRIDよりも、安全性能や燃費性能に優れているため、高価格帯となります。
■セレナ e-POWERの新車価格
2WD:322万6,300円~419万2,100円
■セレナ S-HYBRIDの新車価格
2WD:257万6,200円~368万2,800円
4WD:282万4,800円~371万6,900円(2022年4月26日時点の情報です)
2022年4月26日時点の、e-POWER・S-HYBRIDを合わせたセレナ全体の中古車相場は83万円~431万円となっています。
S-HYBRIDとe-POWERは同じハイブリッド車ですが、システムが異なります。燃費も重視したいという方は、e-POWERモデルがおすすめです。なお、初代のS-HYBRIDであれば、13万円~349.5万円と現行モデルよりもお得に購入できます。
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